上海マスターズ3年ぶりの4強進出を果たしたロジャー・フェデラー【写真:Getty Images】

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上海マスターズ、右手一閃でマッチポイントをゲットし、上海の観客から大歓声

 男子テニスの上海マスターズは13日、シングルス準々決勝でロジャー・フェデラー(スイス)がリシャール・ガスケ(フランス)を7-5、6-4のストレートで下し、3年ぶりの4強進出を果たした。グランドスラム優勝19回を誇る“帝王”は、苦戦を強いられながらも鮮やかな片手バックハンドで魅了。ATP公式中継サイト「テニスTV」が「バックハンドは未だ色褪せず」と動画付きで紹介すると、ファンから「一生衰えない」「フェデラーの存在は不可欠」と驚きを呼んでいる。

 試合は序盤から一進一退の攻防が続き、ともに譲らず5-5で迎えた第11ゲームにフェデラーがブレークに成功。ついに均衡を破ると、続く第12ゲームのセットポイントで見せた一撃が圧巻だった。強烈なサーブはガスケに返されたが、リターンに対して右手を一閃。コンパクトに振り抜かれた打球は相手も追いつけないサイドラインぎりぎりに突き刺さり、第1セットを先取した。

 フェデラーが小さくガッツポーズをすると、鮮やかな一撃に酔いしれた上海の観客からは大きな拍手と歓声が送られた。「テニスTV」は「バックハンドは未だ色褪せず」と評し、公式ツイッターに動画付きで紹介。すると、映像を見たファンから「一生衰えない」「フェデラーの存在は不可欠」と称賛の声が寄せられていた。

 帝王の強さが凝縮された“片手バックハンド”でリズムを掴み、第1セットを7-5、第2セットも6-4で連取。粘るガスケを振り切って接戦を制した。

 フェデラーは準々決勝で世界ランク23位のフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)と激突。2014年以来の優勝に向けて、頂点まで一気に駆け上がれるか。