【炭酸美容】「炭酸コスメ」を選ぶときの注意点は? 皮膚科医に聞いてみた

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一時期流行った「炭酸美容」。今ではさまざまな形態の化粧品や美顔器なども出ています。

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でも、そもそも炭酸は肌にとってどうなのでしょうか。肌の敏感な人にとっては気になるものですよね。

そこで今回は、炭酸美容で考えられる肌リスクや、適切な炭酸コスメの選び方について、皮膚科医の先生に聞いてみました。

炭酸美容でどんな効果が期待できる?

炭酸洗顔料や炭酸化粧水、炭酸パックなど、一度は試してみたことのある方は多いのではないでしょうか。今では炭酸の出る美顔器まであります。

この炭酸美容、果たしてどのようなことが期待できるのでしょうか。

シュワシュワの炭酸の泡が肌へのほどよい刺激になり、血行が促進されるといわれています。そして肌のターンオーバーを整えるのに良い影響が出たり、肌が引き締まり、キメのある肌につながったりするといわれています。

炭酸美容をぜひやってみたい!と思った方も多いかもしれません。そこで、皮膚科医で「しのぶ皮膚科」院長の蘇原しのぶ先生に、炭酸美容の簡単な取り入れ方を伺いました。

――炭酸美容を簡単に取り入れる方法はありますか?

蘇原しのぶ先生(以下、蘇原)「炭酸美容は、とくに化粧品を使わなくても行えます。例えば、無糖でレモンなどの入っていない炭酸飲料を買ってきて、そのままクレンジングや洗顔時に使うという方法があります。

炭酸には皮脂やゴミを吸着しやすい性質があります。炭酸水で部屋の掃除をする人もいるくらい、水よりも汚れが取れやすいのです。お湯で洗顔するよりもきれいに汚れが取れます。

また、炭酸の気泡で血流が良くなることも期待できます」

肌リスクはある?

ところで、炭酸美容には肌へのリスクがあるのでしょうか。蘇原先生に伺いました。

――炭酸美容を行うことで、肌リスクはないのでしょうか?

蘇原「炭酸は二酸化炭素なので、基本的に肌トラブルやアレルギーが起こることはありません。また、炭酸は気泡なので肌に傷がつくこともありません。(もちろんゴシゴシした刺激はよくありませんが)

ただし、炭酸洗顔料などの化粧品を使う場合、添加物や保存料などが入っていることがあるため、それが肌に合わないことはあります。炭酸の化粧品に限らず、すべての化粧品にいえることです」

――炭酸コスメを選ぶときの注意点を教えてください。

蘇原「基本的に炭酸そのものにはリスクはないですが、添加物や保存料が合わないこともあるため、使っているうちに肌が赤くなったり、かゆくなったりしたら使用をやめましょう。

炭酸は寿命が短いので、化粧品は炭酸を長持ちさせるためのさまざまな技術が用いられています。成分表を見て、できるだけ添加物が少ないものを選ぶのも一つの方法です。

まずは『体』から使ってみて大丈夫であれば、『顔』に使い、大丈夫なら『パック』に進むようにするといいでしょう」

――先生は、炭酸美容を行ったことはありますか?

蘇原「一時期、炭酸パックが流行った時期に、やったことがあります。泥に炭酸が含まれていて、肌につけるとシュワシュワして適度に刺激になり、毛細血管の流れが良くなるというものです。そのパックには保湿成分も入っていたので、肌が引き締まったように思います。

ただ、それがベストかというとそうではありません。合う・合わないがありますので、使用する場合はよく選んで使用してくださいね」

■取材協力:蘇原 しのぶ先生

皮膚科医。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、白斑専門の新宿皮フ科副院長。2016年にしのぶ皮膚科開業。皮膚科・皮膚外科歴13年。ヒアルロン酸、ボトックスマスター認定医、日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。

オールアバウト美と健康のガイドでもあり、テレビ番組「スッキリ」「この差って何ですか?」等のメディア活動も精力的にこなしている。