ハロウィンで仮装する人ってどのぐらいいるの?1万人調査で意外な結果が

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 ここ数年、急速に知られるようになったイベントが、10月31日のハロウィン。渋谷のスクランブル交差点や、ディズニーランドなどでカップルや学生が仮装して楽しむ光景は、もはやおなじみになっています。

 そんななか、ネット調査会社のマイボイスコム株式会社は昨年11月、全国1万1445人の男女(20〜70代)を対象に「ハロウィンに関するインターネット調査」を実施。

 その結果、意外な事実がわかりました。ここ数年、10月31日に近づくとメディアなどで話題になるハロウィンですが、世の中の関心はそこまで高くないようです。

◆仮装をした人は1.6%、10〜20代でも約1割

 まずハロウィンという行事を知っているかどうか聞いたところ、「どんな行事か知っている」が73.6%、「名前だけ聞いたことがある」が23.7%。トータルの認知率は97.3%と、非常に高い結果になりました。

 そして、ハロウィンで何か特別なことをしたのか聞いたところ、「友人・知人・自分の子どもにお菓子をあげた」「ハロウィンにちなんだお菓子を食べた」といった答えが帰ってきました。しかし、そう答えた人は全体のわずか3〜4%。

「仮装をした」という人にいたっては全体の1.6%にすぎませんでした。

 この調査の回答者が中高年メイン(10〜30代は21%だけ)なので関心が薄い面もあります。

 でも、「仮装をした」がもっとも多い10代や20代女性でも、約1割だけ。また「仮装用の衣装や小物」を買った人は、女性20・30代で1割強。意外と少ないんですね。

「仮装して街に出ないとリア充じゃない」みたいなプレッシャーを感じる必要はなさそうです。

「あなたにとってハロウィンは?」という質問では「季節のイベント」「友人・知人とのコミュニケーションを図る」などプラスの意見が出てきた一方、「海外のイベント」「若者が仮装・コスプレを楽しむイベント」という冷めた声もちらほら。全体的には「興味がない」という答えが大多数を占めました。

◆騒いでいるのはごく一部!?

 最近のハロウィンで印象に残っていることについては、こんな声が寄せられました。

「マリオの仮装をしていたところ、トゥトゥトゥトゥトゥ・トゥ〜の声かけをされたので、ジャンプしました」(男性・27歳)

「こんなに浸透してビックリ。活気づけるためには何でもするのだなといった印象だが、楽しんでいるならいいかもしれない」(女性・46歳)

 一方で、「年々ホラーな仮装や飾りになってるのは怖過ぎるし、理由がわからないし、やめてほしい」(女性・49歳)など、ネガティブな声も。特に、40代以上からは、不評のようですね。

「翌朝の出勤時、ハロウィン帰りのゾンビメイクの女性が車内にいて不快だった」(男性・44歳)

「なんで日本の若者が仮装して大はしゃぎするのかわからない。本国の行事とはまったく違ったものになってしまっている。ただのお祭りの場でしかない」(男性・69歳)

 ハロウィンは「悪魔の仲間に見せるための仮装」ということから、ゾンビメイクを始めとしたホラー物が多く、日本では奇異に思う人がいるようです。

 もちろんハロウィンを楽しんでいる人も多く、ハロウィンイベントで町おこしをしようとしている地域もありますが、日本全体に浸透するのはまだまだ先の話のようです。

 ハロウィン時期になるとニュース番組でハロウィン関連の話題を紹介するので、なかには「今年は何かしなければ!」と思ってしまう人もいるでしょう。しかし、調査結果を見てわかる通り、盛り上がっているのは一部の若者たちの様子。

 安心して、平和な10月31日を迎えましょう。

【調査概要】
マイボイスコム株式会社「ハロウィンに関するアンケート調査(第9回)」
調査時期:2016年11月1〜5日(インターネット調査 )
回答者:全国の男女1万1445人(10〜20代6%、30代15%、40代29%、50代以上50%)

<文/女子SPA!編集部>