【衝撃野球】2017年シーズンもいよいよ佳境! プロ野球の知られざる記録と雑学11連発を大発表

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盛り上がった2017年のプロ野球シーズンもいよいよ大詰め。クライマックスシリーズ、日本シリーズと続く秋のプロ野球、ファンにとっては見逃せない熱い試合が続きます。

長い歴史の中で残された意外な記録



今回は日本プロ野球のいろいろな雑学や、長い歴史の中で残された意外な記録など、あまり知られていないエピソードをまとめてみました。野球ファンもそうでない方もぜひご一読ください。

プロ野球の知られざる記録と雑学11連発



1. 日本の球場は基本的に同じ方向を向いている?

野球場を建てる際の球場の方角はなんとルールブックで決められていて、「本塁から投手板を経て二塁に向かう線は東北東に向かっている事を理想とする」と記載されています。

しかしこれはアメリカを基準に作られたルールで、そのまま採用すると守備につく選手が南南西方向を向き、もろに日差しが目に入ってしまうのです。そのため、このルールはあまり守られておらず、日本では南西向きに建てられている球場が多くなっています。



2. 現在のルールは昔とかなり違う

野球が発祥したのは19世紀だと言われていますが、その当時のルールと現在のルールでは大きく異なる点がいろいろあります。例えば、その当時はランナーにボールをぶつけるとアウトになるルールがあったり、ベースが高さ1メートル級の杭だったり、バッターがピッチャーに対してバッティングセンターのように投げるボールの高さを指定することができました。

3. 野球場の広さが違う理由

プロ野球のチームが使用している球場はそれぞれグラウンドの広さが違いますよね。これはルールで最低限の広さが決められているだけであり、それよりも広ければどれだけ広くても問題ないのです。例えば、日本のプロ野球チームが使用している球場はどこもホームベースからセンターのバックスクリーンまで120メートルほどありますが、これを200メートルにしても規則上は問題ありません。

4. 一番儲からないポジションはキャッチャー

ピッチャーにサインを出し、試合中はグラウンド上の監督とまで呼ばれ、さらにバッターとしても活躍を求められるという大変なポジションのキャッチャー。しかし日本の全選手の年俸をポジション別に平均すると、最も低くなるのはキャッチャーなのです。

大変なのに稼げないのではキャッチャーをやりたがる人が減ってしまいますよね。キャッチャーは給料が割増される制度などがあってもいいのではないでしょうか。



5. ノーヒットノーランを3回も逃した選手

元埼玉西武ライオンズの西口文也投手は3回もノーヒットノーランの大記録を寸前で逃し、一度も達成できずに現役を終えました。2002年と2005年に9回2アウトからヒットを打たれて失敗。さらに2005年には再び大きなチャンスがあり、9回終了時まで完全試合ペースだったのに味方打線が得点を奪えず延長線に突入し、10回にヒットを打たれて記録を逃したのです。9回までに西武が得点を入れていれば大記録達成だったのに……。

6. 初の13球団から勝利投手になった選手

福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督は現役時代、初めて13球団から勝利をあげた選手です。そもそもプロ野球は12球団しかなく、自分のチームを相手に勝利投手になることはできないため、一度は移籍をしないと12球団から勝利を挙げられません。

2005年まではセ・リーグとパ・リーグの交流戦もなかったため、それまでは両リーグで2球団ずつ在籍していないと12球団からの勝利もできませんでした。

工藤監督は現役期間中に新チームの誕生(楽天イーグルス)を経験し、楽天からも勝利をあげたため、当時では非常にレアな13球団からの勝利という記録を達成したのです。その後、杉内俊哉(読売ジャイアンツ)、寺原隼人(福岡ソフトバンクホークス)が達成しています。

7. ホームランを打ったことのないプロ野球選手

千葉ロッテマリーンズの岡田幸文選手はデビューして以来2483打席連続でホームランを打てていません。プロ野球には中学や高校で大活躍をした選手の中でも一握りしか入ることができないため、すべての選手がエリート中のエリート。約2500回もチャンスがあってホームランがないのは異常とも呼べる状態なのです。

ちなみに岡田選手が高校時代に放ったホームランは練習試合での1本のみ。そんな選手でもプロで活躍できるというのは、ある意味多くの人を励ます結果ともなっています。



8. 最も観客が少なかった試合は34人

2017年のプロ野球の1試合平均入場者数は29,300人。週末だけでなく週に6日も開催されているのに安定してこれだけの動員があるというのは凄いことですよね。しかし、長いプロ野球の歴史の中では全然お客さんが入らない時期もありました。

記録が残っている中で最も観客動員が少なかった試合は、1959年4月14日に開催された阪神対国鉄戦で、その数はわずか34人! ただし、公式記録上はこの試合の入場者数は3000人と水増しされているそうです。さすがに100倍に水増ししたら誰でも気付くと思いますが……。

9. 本塁打数よりも得点数が少なかった選手

1969年に近鉄バファローズに入団したジムタイル選手は長打力があるものの開幕してすぐに膝を故障してしまい、ヒットを打ったらすぐに代走を送られていました。そのためジムタイル選手がホームベースを踏んで得点をあげられるのはホームランを打ったときのみ。

ところがある試合でホームランを放ったものの、ベースを回っている途中で肉離れを発症して途中で代走を送られ、ホームランなのに自らホームを踏めなかったことがありました。そのため、ジムタイル選手はこの年8本のホームランを放ちながらも、得点数は7という普通ではありえない記録を残してしまったのです。

10. 1イニングに3回も打席が回った選手

野球は9人で打順を回し、3アウトで攻守交代となるため、1イニングの間に2回目の打席が回ってくることは稀。少なくとも4点以上の得点が入った状態じゃないと10人目に回ってこないのです。ところがなんと、長いプロ野球の歴史で1人だけ1イニングに3回も打席が回ってきた選手がいます。

その選手とは東京ヤクルトスワローズの大松尚逸選手。2009年6月11日のロッテ対広島戦で、1イニング15得点というプロ野球記録が樹立されました。そのイニングの先頭打者として打席に立った大松選手は唯一3打席回り、しかも3アウトのうち2アウトが大松選手の打席だったのです。

11. プロ野球選手はゲームで無断では使えない

プロ野球選手の実名をテレビゲームで使用するには、公式の許諾が必要です。そのため、非公式の野球ゲームは選手名が「くろまめ」「くろまて」「のものも」などになっており、似ているけど違う名前にされていました。ちなみに、野球ゲーム史上最速の選手は「ぴの」といわれており、モデルになった実在の選手はいないとされています。

秋のプロ野球はおもしろいよ!



思い返せばWBCでの侍ジャパンの活躍から始まった2017年のプロ野球。普段プロ野球は見ないけど、侍ジャパンの試合は白熱してて面白かったと言う方は多いかと思いますが、そんな方はぜひ秋のプロ野球を観戦してみてください。負けられない状況での白熱した試合はきっと侍ジャパンの試合のように熱い何かを感じられるはずです。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/