10月14日は「鉄道の日」。1872(明治5)年10月14日(当時は現在のグレゴリオ暦への改暦前だったので9月12日)、新橋(汐留)〜横浜(桜木町)で日本初の鉄道が正式開業したことを記念して制定された記念日です。これを記念して、全国のJOYSOUNDで配信中の「鉄道カラオケ」人気ランキング(集計期間:2017年9月1日〜9月30日)が発表されました。

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ご存知ない方のために「鉄道カラオケ」について説明すると、鉄道の前面展望映像をバックに、車掌さんなどが行う車内アナウンスを経験できる……というコンテンツ。鉄道ファンや乗り物好きの子供だけでなく、決められた秒数に内容を正確にアナウンスしなければいけないということで、ナレーションやアナウンスの自主練習に使われることもあるんだとか。2016年4月配信開始の京浜急行電鉄を皮切りに、現在では東武鉄道/東武東上線、東京メトロ 丸ノ内線、南海電鉄の4事業者全26区間のラインナップで楽しむことができます。

さて、その気になるランキング、ベスト10の顔ぶれはこんな感じです。

第1位:「新今宮〜なんば」編 南海電鉄 30000系 特急こうや なんば行き
2017年4月に配信スタートの区間。新今宮駅出発の案内から、終点なんば駅到着までの案内をアナウンスします。また、なんば駅では、奇数号車と偶数号車では扉の開く側が異なり、別々の降車ホームとなる独特の降車案内も体験できます。

第2位:「京急川崎〜京急蒲田」編 京浜急行電鉄 2100形 快特品川行き
2016年4月に配信を開始した「鉄道カラオケ」第1弾にして、最高難度の呼び声高い区間。穏やかな京急川崎駅の出発案内に続いて、2100形の特徴であるシーメンス製「ドレミファインバータ」の音とともに加速していくと、信号の指差喚呼が忙しくなっていきます。圧巻は京急蒲田駅到着間際の乗り継ぎ・乗換案内。ホームが上下に分かれ、発着番線が複雑なので、慣れない人にとっては呪文を唱えているような感覚になること必至です。

第3位:「極楽橋出発」編 南海電鉄 30000系 特急こうや なんば行き
2017年4月配信開始の区間で、特急「こうや」号が始発駅の極楽橋駅を出発します。山間のトンネルや木々の間を抜ける爽やかな光景を見ながら、これからの停車駅を案内する醍醐味が味わえます。また、外国人向けに英語のアナウンスもあるため、発音など気をつけるべきポイントも結構あるので、あまりのんびりしてもいられない区間です。

第4位:「池袋〜新大塚」編 東京メトロ 丸ノ内線 02系 荻窪行き
2016年10月に配信を開始した、始発の池袋駅を出発し、隣の新大塚駅までの区間。丸ノ内線は普段自動放送のとなっているため、アナウンス自体はシンプル。必然的に間奏ならぬ「間走」の時間が長くなりますが、地下鉄の前面展望なので、暗いトンネル内を進む様子が74秒間続きます。昭和20年代の古いトンネル内を観察するもよし、昔の車掌によるアナウンスを再現してアレンジを加えるもよし。楽しみ方の幅が広い上級者向けと言えるでしょう。

第5位:「品川到着」編 京浜急行電鉄 2100形 快特品川行き
2016年5月に配信が開始されました。隣駅の北品川駅を通過するあたりから始まり、八ツ山橋に併行する鉄橋を渡って京浜急行で最小のカーブ(半径160m)を通過し、品川駅ホームに入るまでの区間。急カーブがあるために、大きく減速するところも見所ですが、終点に到着するとあって、各方面への乗り換え案内や、忘れ物に注意するなどのアナウンスもあり、やることは多くなっています。

第6位:「赤坂見附〜四ツ谷」編 東京メトロ 丸ノ内線 02系 荻窪行き
2016年11月配信開始のこの区間は、暗いトンネルから地上に顔を出し、JR中央線をまたぎ越す形で設置されている四ツ谷駅ホームに滑り込むところが見どころ。画面が明るくなって緑が目に入るドラマチックな展開が面白いですね。東京メトロ南北線やJR線など、乗り換え案内や英語のアナウンスもあるので、見とれないように気をつけて。

第7位:「横浜〜京急川崎」編 京浜急行電鉄 2100形 快特品川行き
2016年5月に配信されたこの区間の特徴はスピード。京浜急行は、併行するJR東海道線・横須賀線と速達サービスでしのぎを削っているのですが、双方の線路が並んでいるこの区間は特に競争が激しく、時速120kmでかっ飛ばす快特の醍醐味を存分に味わえます。「進行!」の指差歓呼が気持ちいい区間です。

第8位:「横浜到着」編 京浜急行電鉄 2100形 快特品川行き
2016年5月に配信が開始された区間ですが、横浜駅はJR各線だけでなく東急東横線、相鉄線、横浜市営地下鉄と多くの路線が乗り入れているので、とにかく乗り換え案内が大変です。英語のアナウンスもあるため、2分弱の時間内にちゃんと詰め込めるか?

第9位:「新宿三丁目〜新宿」編 東京メトロ 丸ノ内線 02系 荻窪行き
2016年11月に配信を開始した、丸ノ内線で最も短い駅間、わずか400mを進む映像です。およそ90秒と短い映像で、しかも自動放送のため、鉄道カラオケの入門編としても使える区間です。

第10位:「金沢八景〜金沢文庫」編 京浜急行電鉄 2100形 快特品川行き
2016年5月に配信がスタートした区間ですが、ここでは途中に京浜急行の車両基地である金沢検車区があり、留置されている車両を横目に見ながら進んでいきます。鉄道カラオケの中では、比較的ゆったりアナウンスすることができます。

東京のJOYSOUND品川港南口店には、京浜急行電鉄とコラボした「リアル運転士・車掌体感ルーム」と「KEIKYU車内体感ルーム」があり、より深く鉄道カラオケを楽しめたりもします。この週末、お近くの店舗で「鉄カラ」デビューしてみては?

(咲村珠樹 / 画像提供・株式会社エクシング)