今季はクラブ、そして自身にとっても初となる、欧州での戦いが続いているユリアン・ナーゲルスマン監督。ここまでの戦いについて、将来を嘱望されている若き青年指揮官は「ここのところは、あまり練習ができていなかったからね。その影響は、みなさんもよくみれたと思う」との考えを示し、「ありがたいことに、選手たちは監督のために頑張ろうという姿勢をみせてくれているし、私もそれに応えていきたいと思っているよ」と言葉を続けた。

なおそんなナーゲルスマン監督には、先日カルロ・アンチェロッティ氏を解任したバイエルンとの関係が取りざたされており、自身がミュンヘン近郊の出身で、かつバイエルンのファンであったことも注目度を高める結果となっているのだが、このことについては「バイエルンからのオファーも、話し合いも、コンタクトもない。うわさが出るのはわかる。ミュンヘンにいって、そこで監督をさがしていればね」とコメント。「でもまさか義母に引っ越してくれともいえないしね」と述べている。

その一方で、報道が加熱していることによるクラブへの影響も危惧しており、「私はここでアピールのチャンスをくれたクラブに感謝している。去年やりはじめたことを、さらに成功させていくことに集中しているんだ。他のことは考えていない」と強調した。だがこれで来夏のバイエルン移籍を完全に否定したとまでは言い切れないこともまだ確かではあるのだが・・・。