ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

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2年前も投げ合い、アストロズ・カイケルが初戦先発 

 ヤンキース田中将大投手が13日(日本時間14日)に行われるアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ初戦で先発することが決まった。2年前のワイルドカードゲームでも投げ合ったダラス・カイケル投手と運命の再戦となる。敵地ミニッツ・メイド・パークで行われるシリーズ初戦について入場チケットが高騰していることを地元メディアが伝えている。地元紙「ヒューストン・クロニクル」電子版が「アストロズのア・リーグ優勝決定戦の入場料は青天井に」とレポートしている。 

 同紙によると、アストロズとヤンキースのチケット料金はプラチナ化の一途をたどっており、2000席の立ち見シートを含めて完売。ファンがチケットを手に入れるためには再販市場で高値で購入するしかない状態だという。 

 記事ではオンラインのチケット再販会社「SeatGeek.com」の情報として、再販価格は11日夜から12日朝にかけて47パーセントも高騰したとレポート。第2戦のチケット料金も43パーセントアップしており、対戦相手が大きな人気を誇るヤンキースに決まったことも影響しているとしている。 

 また、チケット再販会社「スタブハブ」でも初戦のイベントページへのアクセスが急上昇しており、広報担当のキャメロン・パップ氏は「ヤンキースは常に大きな興味を集めます。そして、アストロズは偉大なシーズンを送っています。ヒューストンではこのシリーズに大きな興奮で盛り上がっています」と語ったという。 

 田中は2年前のワイルドカードゲームで5回を投げ、ソロ弾2本で2失点して敗戦投手となった。再び両エースの投げ合いが発表となった運命の初戦。その大一番を前に現地では大きな盛り上がりを見せている。(Full-Count編集部)