玉澤徳一郎元農相

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(台北 13日 中央社)玉澤徳一郎元農林水産大臣は12日、台北市内で開かれたフォーラム「玉山論壇」で演説し、台湾の政府が推進している新南向政策について「成功の鍵は人的交流を盛んにすることにある」との見解を示した。また、日台間で積み重ねてきた人的交流を活用する必要性を強調した。

同フォーラムは、東南アジアや南アジア諸国との経済、社会面での関係強化促進を目的とし、11日に開幕。2日目となった12日には、日本から玉澤氏のほか、NPO法人、国際協力NGOセンターの若林秀樹事務局長が出席した。

玉澤氏は、日本が2005年に台湾に対してビザ免除措置を開始したのを機に双方の交流が大幅に増えたことに触れ、日台間交流は「最も成功した例になった」と言及。新南向政策を進めていく上で、安全面の条件を満たした国に対してビザ免除措置を実施していくことの重要性を説いた。

また、新南向政策の重点項目については、東南アジアにおいて国の農業を支える小規模農業に対する支援の実施を提案した。

演説の最後には、新南向政策を推進するに当たって最も大切なのは人権を重んじ、自由と民主主義、国際法を守る価値観を共有することにあると強調した。

(楊明珠)