13日、米軍事メディアはこのほど、「米国はレアアースの軍事需要を中国に頼り過ぎており、今後自らの軍事力低下に苦しむ可能性がある」と警告した。資料写真。

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2017年10月13日、米軍事メディアはこのほど、「米国はレアアースの軍事需要を中国に頼りすぎており、今後自らの軍事力低下に苦しむ可能性がある」と警告した。環球時報(電子版)が伝えた。

米国が誇る最新兵器は、いずれもレアアースなしには開発できない。しかし、米国は現在、レアアース調達を完全に海外に頼っている。次世代型のBー21戦略爆撃機から航空専用コンピューターまで、レアアースは米国が将来的にも軍事的優位性を保てるかどうかの鍵を握っている。米国では最後のレアアース鉱山が15年に閉鎖され、国内には採掘、加工を手掛けるメーカーもなく、輸送ルートもなくなった。いずれもすべて中国に頼る状態だ。

米軍幹部は最近出した報告書で、米国の国防工業拠点が「徐々に脆弱化している」と指摘。長期的なダメージは避けられないとの見方を示した。レアアースの調達競争は今後、深刻な問題になると予想されるが、米国政府の対応は後手後手に回っている。16年の段階でも、今後の調達ルートが見通せないありさまだ。今後一刻も早く中国頼みの調達を終わらせることが必要だ。新たなレアアース供給元の確保が安全保障上重要になるだろう。(翻訳・編集/大宮)