女優&60年代のスタイルアイコン、ジェーン・バーキンから名付けられたことで有名なエルメスの「バーキン」。

そのお値段にも関わらず購入から納品まで1年以上かかると言われている、世界中の女性達の憧れバッグについて、あまり知られていないトリビアを<TOWN&COUNTRY>からご紹介。

ますます「欲しい!」と思わせる、ニクいエピソードが満載です♡

1. 1つのバーキンが出来上がるまでにかかる時間は48時間

一個一個が1人の職人の手によって、エルメスの工房で丁寧に作られているバーキン。熟練の腕をもってしても、一個のバーキンを仕上げるのには48時間を要するのだとか。

2. 世界で最も高価なバーキンはおよそ4000万円

今年の5月、オークションハウスの<クリスティ>に出品されたクロコダイルのバーキンの落札額はなんと、38万ドル(およそ4,000万円)だったのだとか。

3. バーキンの最初のデザインはエチケット袋に描かれた

言うまでもなく、バーキンは女優ジェーン・バーキンのためにデザインされたもの。1981年、飛行機の中でジェーンと隣り合わせたエルメスのCEOが、彼女のバッグからものがボロボロとこぼれ落ちるのを見て「あなたのためにバッグをデザインしましょう」と提案、ジェーンと一緒に飛行機のエチケット袋の裏にスケッチをしたのだそう。それが、今では世界中の女性の憧れとなるバーキンが誕生したきっかけなのです。

ジェーン・バーキン

4. ジェーン・バーキンは「バーキン」を5つ所有

ジェーンは自分の名がついたバッグを何個も集めるのではなく、1つ手に入れたらそれがボロボロになるまで使うのだそう。そして自分のバーキンを、シールやピンやビーズで飾り付けるのがお気に入りなのだとか。

ジェーン・バーキン

5. バーキン購入は株よりも良い投資になる

あるデータによると、過去20年間、バーキンは年間で平均14.2%価値が上昇しているのだとか。これは金の価値や平均株価よりも高い上昇率なのだそう。

6. バーキンはいつもItバッグだったわけではない

Itバッグとしてバーキンの人気が爆発したのは、実は90年代。それ以降、信奉者は増える一方。ヴィクトリア・ベッカムはバーキンの信奉者として有名で、100個以上所有しているという噂も。

7. バーキンは空っぽでも1kg以上の重さがある

1kg程度ならそれほど重くないのでは? と思うかもしれないけど、これに財布、携帯、鍵、メイクアップバッグを入れたらなかなかの重さです。

バーキン

8. バーキンはサイズ、色、質感で名前が変わる

例えば、<エルメス バーキン 25トゴ>は、幅が25cmで、エルメスによく使用される高級素材のトゴというしなやかな仔牛の革を使っている、という意味。他にもエプソン、クレマンス、シェーブル(ヤギ)など、素材によっても、また加工の仕方によっても呼び名が変わるそう。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:山下 英子

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