アラブ首長国連邦(UAE)の国旗を振る人たち(2016年12月29日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】アラブ首長国連邦(UAE)は12日、北朝鮮国籍の保有者に対するビザの発給を停止したと発表した。すでに同様の措置を採っているクウェートとカタールに続き、北朝鮮政府との外交関係を格下げした格好だ。

 国営首長国通信(WAM)によるとUAE政府は、北朝鮮への自国の非常駐大使と、在UAE北朝鮮非常駐大使の任務も終了したと発表した。さらにUAE政府は、同国を構成する7首長国すべてにおいて北朝鮮企業の操業を今後一切認可しない意向だ。

 アジア外交筋によると、日本と韓国は湾岸諸国に対し、北朝鮮人労働者の所得が本国に送金されると同国の政権を利することになるとして、北朝鮮労働者の雇用を停止するよう圧力をかけてきた。

 9月にはクウェートが1か月の猶予を与えた上で北朝鮮大使を退去させ、北朝鮮人に対するビザの発給を全面停止した。カタールも北朝鮮人労働者のビザを更新しない意向を示しており、2018年末にはすべての北朝鮮人労働者のビザの期限が切れる。

 現在、クウェートでは2000〜2500人、カタールでは推定1000人の北朝鮮人が働いている。韓国の外交官によると、UAEには約1300人の北朝鮮人労働者がいるとされる。
【翻訳編集】AFPBB News