JR東海鉄道倶楽部

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JR東海は2017年10月12日、鉄道用品などを販売するウェブサイト「JR東海鉄道倶楽部」を開設し、正午に販売を開始した。

鉄道ファンが販売開始と同時に殺到し、サイトのサーバーは一時的にダウン。開始1時間で24品目中、19品目が完売した。

700系の運転台の椅子(8万円)

JR東海は2017年、会社発足から30周年の節目を迎えている。「鉄道の日」(10月14日)を前にした10月12日、鉄道用品などを販売するウェブサイト「JR東海鉄道倶楽部」を開設し、正午に販売を開始した。

J-CASTトレンド編集部が開始3分後の12時3分、サイトを開くと、「ただいまアクセスが集中しております」。ツイッターなどインターネット上でも、

「鉄道グッズがわんさか買えるという『JR東海鉄道倶楽部』が本日正午からオープンとのことで、さっそく行ってみたら、、、アクセス集中〜〜」
「案の定、JR東海鉄道倶楽部 アクセス集中してる 笑」
「JR東海鉄道倶楽部鯖落ち...」

という声がいくつも上がった。記者は、開いても入れず、を何度か繰り返し、12時40分にようやくアクセスに成功した。

JR東海がこの日に用意した鉄道用品は、東海道新幹線で走行した700系の各部品や、JR東海の運転士や車掌が乗務時に使用した時計などだった。700系の運転台の椅子(8万円)や、車掌室の回転椅子(1万5000円)、グリーン車の座席(8万円)や行先表示器の字幕(4万5000円)、乗務員用の腕時計(1万5000円)、普通車のテーブル(1万5000円)など、24品目にのぼった。

各商品のページにアクセスしたが、700系の乗務員室、乗務員用品はすべて「全滅」だった。残るは、700系の車外銘板が2つ、客室の座席が6つ、普通車とグリーン車のテーブル2つの計10品のみ。

ツイッターでも、

「JR東海鉄道倶楽部の椅子欲しかったのに鯖落ちで繋がったら品切れ」
「JR東海鉄道倶楽部 オープンたった15分でほとんど売り切れている 笑」
「JR東海鉄道倶楽部入部希望者多杉でしょ?平日だからとかナメテたら欲しかったグリーン車のイスは買えませんでしたが座布団は右側と左側1個ずつ購入できました」

などと悲鳴のような声が殺到した。

「今後も700系の鉄道用品を中心に発売すると思う」

JR東海の広報担当者は10月12日夜、J-CASTトレンド編集部の取材に応じ、せわしなかったであろう1日を振り返り、

「販売開始から1時間で、24品目中19品目が完売しました。17時半の時点で、残り4品目でした。700系グリーン車の座布団の左と右、普通車の座布団の左、右のみです」

と話した。その上で、

「初日から多くの方にご利用いただき、大変ありがたいと思っております。今後も皆さまに愛される鉄道用品を発売し、魅力を発信していきたいです」

と述べた。記者が確認した19時すぎ時点でも、この4品は売れ残っていた。

ちなみに、こうしてウェブ上で鉄道用品を販売したのは「全国のどこからでもお客様に買っていただける環境を作りたい」との思いからだという。700系の廃車と乗務員の時計を交換する時期が重なったため、このラインナップでサイト開設に踏み切った。

担当者は、

「今後も700系の鉄道用品を中心に発売すると思いますので、700系を廃車するスケジュールが決まれば、順次商品を追加していく形になると思います」

と明らかにした。

JR東海鉄道倶楽部に「入部条件」?

サイトではその他、東海道新幹線の車両検査を一手に引き受ける浜松工場(静岡県浜松市)の新検修ラインを写真付きで紹介しており、以下のような「部活動のルール ウェブサイト『JR東海鉄道倶楽部』の楽しみ方」も明記している。

ほとんどが鉄道を楽しむ「心構え」のようなものだ。

「JR東海に興味があり、鉄道を愛する者であれば、誰もがJR東海鉄道倶楽部に入部することができる」
「部員は、JR東海にまつわる各種アイテムを通じて、東京、名古屋、大阪間を結ぶ日本の交通の大動脈である東海道新幹線、及び名古屋・静岡地区の都市圏輸送を中心とした在来線を身近に感じることを目的に活動する」
「部員は、JR東海鉄道倶楽部のホームページを訪れ、不定期にアップされる新着アイテムの情報等をチェックし、関心のあるアイテムがあれば購入するものとする」
「部員は、鉄道を愛する者として、鉄道の安全安定輸送を妨げてはならない」