ノイアーらを見て勉強している…ブッフォンの意欲たるや
『Copa90』は10日、イタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォンのインタビューを掲載した。
1995年にパルマでデビューして以来、22年間のプロ生活を送ってきた39歳のブッフォン。
来年には40歳になることもあって、一時期は今季限りでの現役引退を示唆していた。
彼は自身のキャリアについて以下のように話し、若手選手の映像を見て学んでいると語ったという。
ジャンルイージ・ブッフォン
「よく思う。40歳までプレーできる選手を見つけるのは難しいなと。
60年代に生まれた選手たちとプレーし始め、そして2000年代に生まれた仲間と一緒に終わる。
それは誇りだ。サッカーは大きく変わり、より難しいものになった。しかしそれにもかかわらず、僕は主人公でいられた。
ゴールキーパーにとっては、足でのプレーという点で変化があった。バックパスが禁止されたからね。
以前は、キーパーはクリアすればよかった。しかし6〜7年前からは、ビルドアップを行わなければならず、正確なスローイングも求められ、相手を倒さなければいけなくなった。
仕事はより複雑になった。キーパーはより大きな責任を負わなければならなくなっているね」
ジャンルイージ・ブッフォン
「後継者?最も興味深いのはドンナルンマだよ。ヨーロッパレベルで最も若い。注目を集めるのは当然だ。
彼は傑出した技術を持つ少年だ。しかし全体的に、いいゴールキーパーは認めているよ。
ノイアー、クルトワ、デ・ヘア。彼らはいいプレーをしているし、それを楽しんでいる。賞賛もしているよ。
それ以外でも、オブラク、ロリス、ハンダノヴィッチ、アリソン、シュチェスニ、ハート。
しばしば彼らを見ているよ。なぜなら、彼らの方法論やセーブのやり方を理解したいと思っているからね」
「5人のベスト選手を選べ?プレーした中でもっとも素晴らしかったのは、ロナウド、リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、ジネディーヌ・ジダンかな。
それからチームメイトについて話したいね。ディフェンダーならリリアン・テュラム、ファビオ・カンナヴァーロ、チーロ・フェラーラ、ジョルジョ・キエッリーニ、アンドレア・バルザーリ、レオナルド・ボヌッチ、ダニエレ・ルガーニ。
ディフェンスで素晴らしい結果を得るには、人間的な共感が必要なんだ。それにはいつも成功してきた。彼らは国内外で最も重要な歴史を描いてきた選手たちだ。
イタリア人で最も才能があったのは、アンドレア・ピルロ、フランチェスコ・トッティ、アレッサンドロ・デル・ピエロ、ロベルト・バッジョだ。
そのなかで一人入れて5名にするとなれば、パオロ・マルディーニを入れたいな」