500ユーロ紙幣(2016年2月12日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】欧州中央銀行(ECB)がギリシャ債務危機への対応として2012年から昨年にかけて得た同国国債の利子収入が、これまでに78億ユーロ(約1兆円)に達していることが明らかになった。マリオ・ドラギ(Mario Draghi)ECB総裁が10日、ギリシャの欧州議会(European Parliament)議員に宛てた書簡で明らかにした。

 ECBやユーロ圏19か国が購入したギリシャ国債から得られた利子収入はギリシャに引き渡すことになっており、今後ユーロ圏内の新たな火種になるのは確実とみられる。

 ECBおよびユーロ圏各国の中央銀行は、合わせて約350億ユーロ(約4兆7000億円)分のギリシャ国債を購入しており、その利子収入が78億ユーロに上った。ユーロ圏各国の政府は2012年、ギリシャに対する第2次支援策の一環で、各中央銀が同国債で得た利益はギリシャ政府に提供することで合意している。

 ユーロ圏財務相会合(ユーログループ、Eurogroup)は2015年に、この利子収入の提供合意を一度破棄していたが、今年6月末になって、今年発生した利子に限って引き渡しを再開すると発表していた。
【翻訳編集】AFPBB News