(写真=2018平昌五輪公式HPより)

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来年2月に開幕が迫っている平昌(ピョンチャン)五輪。

韓国でオリンピックが開催されるのは、1988年ソウル五輪以来30年ぶりとなる。

この平昌五輪を皮切りに2020年東京五輪、2022年北京五輪と、東北アジアで五輪が続くのだから、大変意義深い大会だと言えるだろう。

「イマイチ盛り上がりに欠ける」「五輪用の高速鉄道の安全性が疑わしい」など、国内外では平昌五輪をめぐっていろいろ騒いでいる。

ただ、せっかくのオリンピックだから「もう少し楽しもうよ」というのが正直なところだ。

平昌五輪を目標に頑張っている選手にとっては、メダルを手にする記念すべき大会になるかもしれない。

自分が応援する選手の大活躍を、目の当たりにする可能性だってある。中にはお金と時間をかけてわざわざ平昌に訪れる方もおられるだろう。

そんな世界的イベント・オリンピックの目標が「スポーツを通じての世界平和」にあることだけは、忘れたくないものだ。

平昌五輪の広報大使は有名人勢揃い

というわけで、平昌五輪に対する情報を少し掘り下げたいと思う。今回は、豪華な面々が顔を揃えている平昌五輪の広報大使たちを紹介しよう。

現在44人の平昌五輪広報大使が存在する中、最も注目を集めるのはやはり文在寅(ムン・ジェイン)大統領だろう。

今年5月に第19代韓国大統領として就任し、その2カ月後の7月に任命された。平昌五輪をもっと世界に知らせるべく、自ら買って出たという。

「すべての韓国人が自慢できる大会にする」と覚悟を示した文大統領は、積極的に広報活動に取り組んでいる。

9月、国連総会出席のためニューヨークに訪れた際は、各国の代表たちに平昌五輪マスコットのぬいぐるみを贈ったり、メトロポリタン美術館で行われた広報イベントに出席したりするなど、広報大使としての役割を果たしていた。

平昌五輪を語る上で、元フィギュアスケート韓国代表のキム・ヨナの存在は欠かせない。

彼女は11年に開かれたIOC総会で流暢な英語のスピーチを行い、開催地決定に大きく貢献した人物。その分、平昌五輪に対する責任感と愛着心は人一倍強いかもしれない。

2014年11月から広報活動をスタートした彼女は、イベントや広報動画で平昌五輪の広告塔として存在感を示している。

日本でもお馴染みの女子ゴルファーイ・ボミも、2017年6月に広報大使に任命された。

平昌のある江原道(カンウォンド)育ちの彼女は、広報大使任命式で「故郷でこんなに大きな国際イベントが開かれることに、自負心が芽生える」と語っている。

ウィンタースポーツの中ではショートトラックやフィギュアスケート、スノーボードが好きらしく、「試合を直接見に行くのがとても楽しみだ」と述べた。

(参考記事:売れないチケットに突如の南北開催案と課題山積の平昌五輪。イ・ボミが広報大使を務める理由

K-POPグループ「BIGBANG」のSOLも、広報大使を勤めている。

ソウル五輪が開催された1988年生まれの“オリンピック・ベビー”である彼は、「大人になってオリンピックの広報大使を務めることができて光栄だ。両親も喜んでいる」と感想を述べた。

広報大使には2018枚の名刺が用意されるのだが、そのことについてSOLは「人生初の名刺ができた」とSNSで自慢している。来たる11月には、彼が手がけた平昌五輪の広報曲が発表される予定だ。

今年8月には、サッカー元韓国代表のパク・チソンが広報大使に任命されている。

「選手時代にもらった愛情を、平昌五輪を通じてお返ししたい」と明かした彼は、オリンピックやW杯のような国際イベントの重要性を誰よりも知っている人だろう。

10月24日からギリシャで開かれる採火式に参加し、平昌五輪聖火リレーで韓国側の第1走者を務める予定だ。

他にも、俳優イ・ミンホやキム・ウビン、ガールズグループ「Girl’s Day」、女子アナウンサー、チャン・イェウォンなど、多くの人が広報大使を務める2018年平昌五輪。彼らの存在こそ、「平昌五輪成功」への第一歩かもしれない。

(文=李 ハナ)