7.5W対応のQi充電パッド「Boost↑Up Wireless Charging Pad」

写真拡大 (全7枚)

 ベルキンは12日、プレス向けの新製品発表会を開催。アップルのiPhone X、iPhone 8シリーズが対応するワイヤレス充電規格「Qi(チー)」をサポートする充電パッド「Boost↑Up Wireless Charging Pad」など、アクセサリーの新製品について説明した。

■秋の新製品ラインアップ

 この秋の新製品ラインアップは3機種。「Boost↑Up Wireless Charging Pad」は、厚さ3mmまでのケースを装着したまま充電ができる高出力7.5W対応のパッド。カラーバリエーションはホワイト。販売はアップルストア限定でおこなわれており、価格は6,980円(税別)。

7.5W対応のQi充電パッド「Boost↑Up Wireless Charging Pad」

 エントリーモデルの「Boost↑Up Qi Wireless Charging Pad」は5W/1.0Aの出力に対応。iPhoneにキズが付かないようにパッドの表側を柔らかな樹脂素材で成形している。本機も厚さ3mmまでのケースを装着したままワイヤレス充電ができる。価格は3,480円(税別)でカラバリはブラック。

右が5W対応の「Boost↑Up Qi Wireless Charging Pad」

 もう一つの製品「3.5mm Audio+Charge RockStar」は、イヤホンジャックのないiPhone 7シリーズ以降のモデルで、Lightning端子に電源を接続して“充電しながら音楽を聴く”ためのアダプター。データ同期やリモコンの操作も行えるMFi認証取得製品だ。価格は4,280円(税別)でカラバリはホワイト。これら3製品はいずれも9月22日より販売を開始している。

Lightning分岐アダプター「3.5mm Audio+Charge RockStar」

■様々なデバイスを揃えるベルキン。スマートセンサーも開発中

 ベルキンはまもなく創業から35周年を迎える老舗のPC・モバイル周辺機器メーカー。今回の発表会には米国のベルキンインターナショナル本社からCEOのチェット・ピプキン氏が出席した。ピプキン氏は、「ベルキンは時間をかけて調査して日本市場に進出した。日本は世界的にデザインとユーザー体験に対する要求の高い国。技術が効率よく使えて、ユーザーフレンドリーなものでなければならないと考えて製品を開発してきた。昨今、エレクトロニクスデバイスはクラウドとつながって一つの機能を提供するようになってきたが、ベルキンは様々な種類のデバイスを揃えている」とアピールした。

ベルキンのCEO、チェット・ピプキン氏

 ベルキンでは「Belkin(ベルキン)」「Lynksys(リンクシス)」「WeMo(ウェモ)という複数のブランドを展開。「Lynksys」ではMesh、Wi-Fi、Bluetooth、Zigbeeに対応するホームネットワークコントローラー。「WeMo」のブランドではGoogleアシスタントやアマゾンのAlexa、アップルのHomeKitなどのAIプラットフォームをつなぐ音声認識対応のコントローラーを製品化している。

 ピプキン氏はさらに「家庭のためのインテリジェントな“水”のためのソリューションであるPHYN(フィン)もまったく新しいコンセプト」として紹介。水圧をセンサーで計測して、家庭内での水の使用状況をモニターできるという現在開発中のスマートセンサーだ。商品としては来年初頭にハードとソフトの複合ソリューションとして提供を予定している。

■今後はワイヤレス充電機器に注力

 続いて登壇したのは、ベルキンインターナショナル ゼネラルマネージャー兼副社長のスティーブン・マロニー氏だ。ベルキンの企業ビジョンは「人のやりたいことと、技術のギャップを埋めていくこと」だとしたマロニー氏は、「コンシューマーの生活をサポートする最良の製品を提供していきたい」と抱負を語った。

ゼネラルマネージャー兼副社長のスティーブン・マロニー氏

 ベルキンは1980年代に米カリフォルニアで創業後、PC、モバイル向けの先端商品を開発・販売してきた。拠点が近くにあることからも、特にアップルとは密接な関係を築きながら良質な製品を世に送り出してきたという。全製品の設計・デザイン、そして技術の研究開発は自社でおこなうことにこだわってきた。パッケージデザインまで、徹頭徹尾に及ぶ高品位なモノづくりに気を配ってきたこともマロニー氏が特に強調しているポイントだ。