ブラジル人CBフェリペを長期離脱で欠くことになってしまったハノーファー。開幕からサネとともに主力CBを務めてきた選手だった上、代役を務めた若手フロリアン・ヒュブナーが思うように穴埋めができていない状況だが、それでもアンドレ・ブライテンライター監督は「特に動きに出る考えはない」ことを強調した。

確かにすでに移籍期限は経過しており、獲得できるのは現在フリーとなっている選手のみだ。「しかし興味をそそられる選手はいないんだよ。納得できるような選手がね」と指揮官はコメント。「今冬まではいまのままでやっていく。それから分析を行っていくことになるよ」と言葉を続けている。

もうひとりハノーファーではドイツU21代表ヴァルデマール・アントンもCBのオプションとして控えているところではあるのだが、しかしながらブライテンライター監督は同選手をボランチとして起用しており、首脳陣は今夏の時点ですでにセンターバックの補強の必要性を訴えていた。