ドジャースをリーグ優勝決定シリーズに導いたダルビッシュ(ロイター=USA-TODAY-Sports)

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【カリフォルニア州ロサンゼルス発】テキサスの地元紙がレンジャーズから移籍したドジャースダルビッシュ有投手(31)に未練タラタラだ。スター・テレグラム紙(電子版)は11日(日本時間12日)、ナ・リーグ地区シリーズ第3戦で好投し、チームをリーグ優勝決定シリーズに導いたダルビッシュに対し、「なぜレンジャーズのためにできなかったんだ」と嘆いた。

 ダルビッシュは2015年3月に右ヒジを手術。16年5月にメジャー復帰すると、7勝5敗、防御率3・41。速球のMAXは159キロを記録した。今季は開幕から活躍を期待されたが、22試合に先発して6勝9敗、防御率4・01といまひとつの成績だった。7月31日(同8月1日)にレンジャーズからドジャースへトレード移籍した。

 移籍直後も好不調の波が大きかったが、ドジャース首脳陣からフォーム修正、球種の選択、テンポを速めるべきなどを提案されて実行。徐々に調子を取り戻し、レギュラーシーズン終盤には複数の米メディアが「まるで別の投手」と表現するほどの安定ぶりだった。

 同電子版は「レンジャーズではポストシーズンに2度投げていずれも勝てなかった。ドジャースではチームが望んでいた投球をした」と伝え、「なぜレンジャーズは手術から復帰したダルビッシュにドジャースと同様の修正をさせられなかったのだろうか」とレンジャーズ首脳陣を批判した。

 ダルビッシュは今季終了後にFAとなる。レンジャーズはダルビッシュにオファーを出す可能性があるが、同電子版は「ドジャースに残るのではないか」と推測。同時に今オフにポスティングシステムでのメジャー挑戦が確実視されている日本ハムの大谷翔平投手(23)を補強のメーンターゲットの一人とするだろうとも予想した。