米カリフォルニア州サンタローザで、焼け落ちた自宅を前に泣き崩れる女性(2017年10月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米カリフォルニア(California)州の大規模な山火事で、地元当局は11日、死者が21人に増えたと明らかにした。死者はさらに増える恐れがある。現場では消防隊員8000人が出動して消火活動を続けている。

 山火事は地元のワイン産地に大きな被害をもたらしており、カリフォルニア州で起きた山火事としては史上最悪の部類に入る。

 11人の死者が報告されているソノマ(Sonoma)郡は特に被害が深刻で、郡庁があるサンタローザ(Santa Rosa、人口約17万5000人)では複数の地区が完全に燃え尽くされて灰と化した。

 ソノマ郡では数百人と連絡が取れなくなっている。ただ郡保安官事務所は、大半の人については今後所在が確認されるだろうとしている。

 当局によるとこれまでに数千人が家を失い、ソノマ郡だけでおよそ2万5000人が火を逃れて自宅から避難した。

 ワイン産地の中心地であるソノマ郡とナパ(Napa)郡では、複数のワイナリーを含め2000以上の家屋や施設が焼け落ちた。

 カリフォルニア州の消防幹部は記者会見で、今回の山火事について「深刻で危機的、破滅的な事態だ」と述べ、危機を脱するには長い時間がかかるとの見通しを示した。
【翻訳編集】AFPBB News