11日、中国メディアの重慶時報が、日本の携帯電話はデザインがいいのになぜ中国では売れなかったのかについて分析する記事を掲載した。資料写真。

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2017年10月11日、中国メディアの重慶時報が、日本の携帯電話はデザインがいいのになぜ中国では売れなかったのかについて分析する記事を掲載した。

記事は、日本のスマートフォン業界が劣っているわけではなく、ソニー、パナソニック、シャープなど多くのメーカーがスマートフォンをリリースしていると指摘。しかし、中国市場では中国メーカーがシェアの多くを占め、日本メーカーはほとんど見かけないと伝えた。

その上で、2010年より前のいわゆる「ガラケー」時代では、日本の携帯電話が中国市場で「一世を風靡(ふうび)していた」と指摘。しかし、その後中国市場では売れなくなった理由について分析した。

その一つが、「日本の携帯電話は日本市場にマッチしていたが中国市場にはマッチしなかったこと」だ。いわゆるガラケーの主な機能は動画とインターネットだったが、中国ではこの機能が生かせなかったという。そのため、デザインの良さ以外のメリットがなかったと分析した。

二つ目の理由は、「キャリアによる縛り」だ。このため日本のメーカーはユーザーと直接やり取りすることがなく、キャリアのニーズに合った製品を開発していたため、中国のユーザーのニーズをつかめなかったとした。三つ目の理由は、「高コスト故の高価格」だ。値段の高さは大きなネックになったという。

ではスマートフォン時代になった今でも日本メーカーが中国市場では売れないのはなぜか?その理由の一つとして記事は、「閉鎖性が強く、進取の気性に欠けていた」ことを挙げた。アップルやグーグルによる新たなOSが出ても積極的に学ぶことをしなかったため後れを取ったという。

また、「中国メーカーの急速な台頭」、「日本製品ボイコット」も影響があったと分析。今や中国メーカーが中国市場では大きなシェアを占めており、日本メーカーが再び盛り返すチャンスは訪れないだろうと結んだ。(翻訳・編集/山中)