浦和レッズレディースGK池田咲紀子、強いフィジカルを持つスイス代表相手に「相手が引くくらいの強さを見せたい」《MS&ADカップ2017》

写真拡大

▽日本サッカー協会(JFA)は11日、22日(日)に長野県で行われる「MS&ADカップ2017」で、スイス女子代表戦に臨むなでしこジャパンのメンバー23名を発表した。

▽メンバー発表会見に伴って行われた株式会社ビームスとのアパレルプロバイダー契約の発表会見に出席したMF長谷川唯(日テレ・ベレーザ)は同会見後、メディア陣による囲み取材に応対。代表定着に向けて取り組んでいることやアピールしたいことについて言及した。また、スイス代表戦に向けて、ファーストコンタクトの部分で強さを見せていきたいと意気込みを語った。

◆GK池田咲紀子(浦和レッズレディース)

――今回の代表での立ち位置は

「あまり自分が立ち位置かというのはわかってないですし、召集された最初の頃と変わらないです。確立されているポジションでもないですし、一つの枠しかないポジションなので、ボジション争いが激しい中で自分のできることを毎日やってアピールしながら、チームが勝てるようにという部分を意識していきたいです」

――コンディション面で意識していることは

「ケガをしない体づくりはもちろんですけど、世界の選手とぶつかっても負けないパワーの部分で体づくりを意識しています。現に体重も目に見えて少しずつ増えて生きているので、そこは意識して取り組んでいます」

――今一番代表に貢献できると思う部分は

「試合の中ではやはりコーチングの部分で貢献できると思っています。それは自分の強みとしている部分でもありますし、自信があります」

――スイス女子代表の印象は

「私自身、まだ試合を観ていないのでなんとも言えないですけど、フィジカルが強いというのは情報として聞いています。力強いシュートも飛んでくると思います。ただ、ファーストコンタクトの部分で、自分が相手の選手とぶつかる場面があれば、相手が引くくらい一回目に強さを見せられたらと思います」

――国内で試合をする時の楽しさは

「チームで戦っている時に応援してくださっている方々がスタジアムに来てくださったり、友人や家族も観に来れるので、たくさんの方が応援に来てくれるところが楽しみです」

――高倉監督の求めるGK像の一つにビルドアップを挙げているが、そのことについてどう思うか

「前回、出場した試合の前にも私が攻撃の起点になるつもりで後ろから組み立てて欲しいとは高倉監督に言われましたし、そこは自分の特徴で一番求められている部分だと思っています。そこは積極的にやりながら、他のGKとは違う部分をアピールしていきたいです」