ユップ・ハインケス監督の下で二日目の練習となった火曜日、アルトゥーロ・ビダルが早期に練習を中断する事態がおこった。飛躍を果たしたレヴァークーゼン時代にハインケス監督の指導を受けた同選手は、出場停止のためにミュンヘンに残っていたものの、筋肉に硬化をかかえており、長期の離脱は避けられたようだ。

なおこの日の練習ではドイツ代表に参加していたトーマス・ミュラー、マッツ・フメルス、ジェローム・ボアテング、ジョシュア・キミヒ、ニクラス・ズーレ、セバスチャン・ルディらが復帰。ポーランド代表に参加していたロベルト・レヴァンドフスキの姿も見受けられている。

その一方で、昨日にオランダ代表からの引退を表明したアリエン・ロッベンをはじめ、フランス代表キングスレイ・コマンとコランタン・トリッソ、コロンビア代表のハメスは不在となっており、ハメスについては金曜日の合流が見込まれているとのこと。

ハインケス監督の復帰にあたり、トーマス・ミュラーは「僕たちは今週の練習を楽しみにしていた。2013年には素晴らしい経験をしているし、うまくそれを活かしていきたいところだね」とコメント。「コーチ陣も知った顔ぶればかりだ。お互いに再会を喜んでいるところだよ。これはプラス材料にしかならない。慣れの時間も必要ないしね」と言葉を続けた。