古巣ヴォルフスブルク戦にて、相手GKコーエン・カスティールスの膝が顔面を直撃し、眼窩や鼻骨、上顎などに骨折を負う重傷を抱えたクリスチャン・ゲントナー。これまでに2度の手術を受けるなど、現在は回復に努めているところだが、その一方でチームの方は主将の離脱以降、3試合連続で未勝利という状況が続いている。

しかしゲントナーは「たらればを考えていてもしょうがない」とコメント。「僕たちはホーム戦では、うまくやってこれているんだし」と前を向いた。ここまで昇格組として臨んでいるシュトゥットガルトだが、ホーム戦ではここまですでに2勝をマーク。シーズン全体では勝ち点7をあげており「この勝ち点をうらやましく思っているクラブだってあるよ」と胸を張った。

「僕たちはこれからそのホーム戦を迎えるのだし、自信をもって試合に臨んでいく。結果次第では、僕たちは順位を争うチームたちに、さらに差をつけられるわけだし、勝利を収めることができれば順位表では前半戦をみてかなりいいところまでいけるよ」

だがまだ32歳のMFがこの試合に出場することはできない。ピッチの外からチームをさせることになるのだが、ゲントナーは「普段どおりにやっていくよ。選手たちと話し合いをして、経験をもたらしていく。それは僕のタスクであることに代わりはないし」と語っている。