香港で10日夜に行われたサッカーの試合で、中国国歌が演奏された際に香港サポーターの一部がブーイングを浴びせる騒動が発生した。写真は中国国旗と香港特別行政区区旗。

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2017年10月11日、米華字メディア・多維新聞によると、中国本土で国歌を侮辱する行為に対する処罰を強化する「国歌法」が施行される中、香港で10日夜に行われたサッカーの試合で、中国国歌が演奏された際に香港サポーターの一部がブーイングを浴びせる騒動が発生した。同様の騒動は1週間で2度目だという。

記事によると、香港で10日夜にサッカーのアジアカップ予選のマレーシア戦が行われたが、試合前の国歌の演奏で中国国歌が流れた際に、香港サポーターからブーイングが浴びせられたほか、グラウンドに背を向けて中国国歌に拒否を示す観客も少なくなかった。また、中には中指を立てたり、「香港独立」と書かれた旗を掲げた人もいたという。

5日にあったラオスとのフレンドリーマッチでも同様の騒動があり、香港特別行政区政務司の張建宗(マシュー・チャン)司長は「国歌は尊重されるべきだ」と強調、「サポーターの行為は容認できない」と述べていた。

香港は「一国二制度」で高度な自治が保障されているため、現時点で国歌法は適用されていない。記事は、香港では2015年から同様の騒動が多発しているとした上で、国歌法が香港でも適用されるようになれば、サポーターのこうした行為は処罰される可能性もあると伝えている。(翻訳・編集/柳川)