川崎フロンターレFW小林悠と松本山雅FCMF工藤浩平が月間MVP受賞

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 Jリーグは11日、9月度月間MVPにJ1リーグは川崎フロンターレのFW小林悠、J2リーグは松本山雅FCのMF工藤浩平を選出したことを発表した。小林は昨シーズン7月以来2度目、工藤は初の受賞となる。

 小林は9月の4試合で3得点をマーク。キャプテンとしてチームを牽引した。Jリーグ選考委員会は、「横浜FM、C大阪戦での得点は、小林選手の持ち味が出た見ごたえのあるゴールだっただけでなく、上位争いをしているチームを得点によって鼓舞したという点においても非常に意味のあるゴールだった。また、常にゴールを狙い、コンスタントな活躍と安定感のあるプレーで中村憲剛選手からキャプテンを引き継ぐにふさわしい存在感を見せ、AFCチャンピオンズリーグの敗退からチームを立て直し、キャプテンとして9月負けなしの結果に導いた」とMVP選出の理由を説明した。

 また、9月のチーム得点6得点中、半分となる3ゴール1アシストと活躍した工藤に対し、「チームの上がり調子を陰日向で支える工藤浩平選手に評価が集まり、9月の月間MVP受賞となった。反町監督のサッカーを深く理解し、自身が得点できるだけでなく、味方を活かすプレーによってチームの総合力を高めた。スルーパス数は9月ではJ2で断トツ1位の活躍。成功率も高く、人を使うことができる選手が少ない中で、同選手は動く味方のタイミングを殺さずに活かすパスを出し、ゲームメイカーとして攻守にわたって活躍した」と評価している。

 なお、小林には賞金30万円、工藤には賞金20万円が贈られる。


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