10日、中韓通貨スワップ協定が期限を迎えた。韓国は協定の継続を望んでいるが、中韓関係悪化を受け、先行きは不透明となっている。資料写真。

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2017年10月11日、中国紙・参考消息(電子版)は「韓国はこの問題で日米に捨てられた、今は切に中国に期待」と題した記事を掲載し、新たに赴任した駐中韓国大使の「中国は家族」発言が取りざたされる一方で、中韓通貨スワップ協定が10日に期限を迎えたと伝えた。

協定では金融危機時に560億ドル(約6兆3000億円)を限度として資金を融通し合うことになっている。韓国は協定の継続を強く望んでいるが、中国側からは目立った反応がなく、先行きが不透明となっている。

韓国は米国との通貨スワップが2010年に終了し、日本との間でも15年を最後に協定が延長されず、日米から見捨てられた格好となった。そのため通貨スワップでも中国への依存が高まり、韓国では中国との協定継続を求める声が多くを占めている。

韓国の中央銀行総裁は10日、記者団に「協定はまだ完結していない」と話し、協議を続けていることを明かした。ネット上でも「協定は極めて重要だ」「継続させるべき」との声が出ている。(翻訳・編集/岡田)