中国メディア・今日頭条は9日、日本のネットユーザーが選んだ、日本に生まれて良かったと思うことを紹介する記事を掲載した。

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 中国メディア・今日頭条は9日、日本のネットユーザーが選んだ、日本に生まれて良かったと思うことを紹介する記事を掲載した。

 記事は「中国は土地が広く物が豊かであるとともにおいしいものがたくさんある。食いしん坊としては中国に生まれた良かったと思う。では、もし日本に生まれたら、どんな点から日本に生まれて良かったと思うだろうか」としたうえで、日本のメディアがネット上で実施したアンケート調査で浮かび上がった、日本に生まれてきてよかったと思う8つの点を紹介している。

 最初の4つは「公共のトイレがきれい」、「和食、和菓子がおいしい」、「サクラがきれい」、「お店のサービスが良い」。

公共のトイレについて記事は「通常、レストランや商業施設のトイレにはチェック表が掲示されており、30分あるいは1時間に1回の頻度でチェックが行われていることが分かる」とし、お店のサービスについては「商品を買う、買わないに関わらず、客に対しては平等に対応する。日本のサービスの素晴らしいところは、客が必要としていることを見つける、客のことを考えて行動するという点だ」と評した。

 残りの4つは「アニメーション技術」「治安の良さ」「水道がそのまま飲める」「日本製品の質がいい」。

治安については、スマホをズボンのポケットに入れていても盗まれる心配がないほどだとした。水道に関しては、一般家庭の蛇口から水が飲めるほか、公園などに水を飲むための設備が存在することを紹介している。

 こうして見ると、挙がった8つの点は、しばしば中国のネット上で「わが国が日本から学ぶべき点」として取り上げられるもののように思える。外国人から賞賛され、日本人自身も誇りに思うこれらの事柄を、いつまでも守り続けていきたいものだ。(編集担当:今関忠馬)