アリエン・ロッベンが代表引退

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 バイエルンに所属するFWアリエン・ロッベン(33)がオランダ代表を引退することを表明した。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 10日、オランダはロシアW杯欧州予選の最終節でスウェーデン代表と対戦。先発出場したロッベンは、キャプテンとして2ゴールを記録し、2-0の勝利に大きく貢献した。しかし、予選突破の条件だった“7点差以上での勝利”とはならず、ロシア行きの切符を逃した。

「自分にできることのすべてを、もう一度お見せしたかった」と語ったロッベンは、「もう随分と代表引退については考えた。だけど僕はもう引退することにしたよ。この大会で去ろうと思う。僕ももう33歳だ。それでもヨーロッパのトップクラブでプレーできている。今後はそちらに集中したい。まだまだやれるという実感はある。できるだけ長く第一線でプレーしたい」と引退を表明した。

「14年間、美しい思い出ばかりだよ。自分でも圧倒されるほどだ。これからも2010年と2014年のW杯のことを忘れることはないだろう。どちらも僕にとって最高の思い出だ。あのときは本当の意味で、チームをつくることができた」

 2003年4月にA代表デビューしたロッベンは、これまで96試合に出場。37得点をマークした。また、“黄金世代”と呼ばれた2010年のW杯にも出場し、決勝まで進出。2014年のW杯では3位の原動力となっていた。


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