10日(2017年10月)公示を迎えスタートした『2017年衆院選』は、小選挙区・比例単独合わせて1180人が立候補に名乗りを上げた。一方、希望の党を率いる小池百合子代表(東京都知事)の名はその中になかった。

小池代表は「消費税増税の凍結」「原発ゼロ」を対立軸に据えて『安倍おろし』を訴えた。当然、当初は国政に打って出る意志はあったのだろう。しかし「都政投げ出し」批判や民進党との合流騒動で出だしから躓いた。

政権選択選挙でなくなった

国会議員ではない小池代表は首相指名候補になれない。あとは選挙後の他党との連携で指名候補をもり立てるしかない。

これまで番組で「小池代表の100%以上出馬」を言い続けてきた共同通信の柿崎明二論説委員もこの結果に「100%外れました」と頭を下げた。

「100%以上出馬」発言してきた理由について柿崎氏はこう言う。「国会議員でない党首は、小池さんと日本維新の会の松井一郎さん。このうち維新は52人の立候補者を立て政権を目指さないということなので問題ない。

しかし希望の党は235人を擁立し政権を目指しているので代表は立候補すべきだった。都政に集中するという選択をしたなら希望の党の代表も辞めなければならないですね」

結局、小池代表の立候補が無くなったことで与野党が争う政権選択選挙ではなくなり、与党内の首相選択選挙になった。