福田正博氏

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10日、日産スタジアムで行われた「キリンチャレンジカップ2017」日本対ハイチの一戦は、3-3の引き分けに終った。

倉田秋や杉本健勇ら新戦力をスタメンに起用した日本代表は、前半7分に倉田、同17分に杉本がゴールを挙げるも、1点を返された後半8分、セットプレーからナゾンに同点ゴールを許してします。

さらに後半33分、再びナゾンに逆転ゴールを決められた日本代表は、試合終了間際に香川真司のゴールで同点に追いつくも、試合後のハリルホジッチ監督は「こんな内容の悪い試合は見たことない」と怒り心頭だった。

すると、11日放送、テレビ朝日「グッド!モーニング」では、サッカー解説者・福田正博氏が日本代表の2失点目にダメ出しをした。

セットプレーから不意を突かれるような格好で失点した場面について、「防げたと思います」と切り出した福田氏は、「(ハイチに)高い選手がいるので高いボールが入ってくるだろうと勝手に思い込んで、その準備しかしてなかった」と指摘。「そこを裏をかかれて変化をつけられてしまった。それに対して全く対応することができなかった」と説明を加えると、「失点の仕方としては最悪」と言い切った。

だが、福田氏は「勿体ない失点は減らしていかなければいけないかなと思うし、改善できる点」とフォローも。新戦力については「数字に残る結果を残すというのが、FWにとっては一番重要なことですし、杉本健勇がしっかりと結果を残した」と目を細め、倉田秋にも「いいアピールができた」と労った。