老いてますます盛んなシャビ。アル・サッドとの現行契約は来年6月まで。カタール代表監督に就任するにはベストのタイミングだ。(C)Getty Images

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 カタールのアル・サッドでプレーする元スペイン代表MF、シャビが、同国の代表チーム監督就任に色気を見せた。フランスの通信社『AFP』の取材に応じた37歳の司令塔は、「なくはないよ。この国の代表チームを率いることができたら素晴らしいことだからね」とコメントしている。
 
 2015年夏にバルセロナからカタールに活躍の場を移したシャビ。すっかり中東での暮らしが気に入ったようで、何不自由ない生活を満喫している。アル・サッドが現役最後のクラブと考えており、引退後は指導者の道を歩む予定だ。そんななか、5年後の2022年にワールドカップ開催を控えるカタールで代表監督を務めることに、強い関心を寄せているのだ。
 
「さてどうなるかな。僕には経験が必要で、スタッフも必要だし、至らない点ばかりだろう。でも、カタールの選手のことはよく知っているよ。この国のフットボールを取り巻く環境も熟知している。大きな助けになれると思うし、5年後のワールドカップで結果を残すために、僕の経験も活きてくると思う。正直、やってみたいという気持ちは強い」
 
 では、具体的にどんな指導者を目ざすのか。やはりバルセロナとは切っても切れない関係にあり、理想とするのは、カタルーニャの名門で薫陶を受けた歴代監督たちだという。
 
「ヨハン・クライフ、フランク・ライカールト、ルイス・ファン・ハール、そしてペップ・グアルディオラ。バルセロナだけでなく、世界のフットボール界が彼らの残したレガシーを大切にすべきだし、追随すべきだと思う。誰もがそのスタイルを好み、クラブでも代表チームでも世界を席巻したスタイルだ。カタールもそうしたほうがいいと思う」
 
 ロシア・ワールドカップ予選におけるカタールは、アジア最終予選のグループAで最下位に沈んだ。今年7月に新監督に就任したのがスペイン人のフェリックス・サンチェスで、シャビはすでにその同胞の“相談役”としてチーム強化に携わっているという。
 
 シャビとアル・サッドの現行契約は2018年6月まで。そこでスパイクを脱ぎ、カタール代表監督に転身したとしてもなんら不思議ではない。ホストカントリーであるため、当然アジア予選は免除。丸4年間じっくり、チームを鍛え上げることができる。
 
 そしてなにより、尋常ではない巨額の報酬が用意されるだろう……。