米カリフォルニア州サンタローザで、焼け落ちたワイナリーを見る所有者(2017年10月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米カリフォルニア(California)州のワイン産地で起きている山火事は10日、死者が15人に増加し、大勢が焼け出されて家を失った。消防が消火に当たっている。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領はカリフォルニア州に大規模災害宣言を出し、同州の17か所で起きている大規模火災への対応に連邦政府の資金や人員・物資などを使用できるようにした。

 ジェリー・ブラウン(Jerry Brown)州知事はワイン産地のナパ(Napa)、ソノマ(Sonoma)を含む8郡に非常事態宣言を発令し、大勢の消防隊員を動員して消火に当たっていると述べた。

 ソノマ郡で9人、メンドシーノ(Mendocino)郡で3人、ナパ郡で2人、ユバ(Yuba)郡で1人が死亡したと発表されているが、ブラウン州知事は、「非常事態当局は、犠牲者は増える恐れがあると見込んでいる」と語った。

 同州のテレビ局KTVUの報道によると、死者の中にはナパ郡の99歳と100歳の夫婦もいた。結婚して75年になるこの夫婦は自宅からの避難が間に合わなかったという。

 ソノマ郡保安局はフェイスブック(Facebook)の公式ページに、200件の行方不明者届を受理したと投稿した。そのうち45人の居場所が確認できたとした上で、残りの行方不明者の大半も無事に見つかるだろうとの見方を示した。

 同保安局によると、ソノマ郡だけでも2万5000人余りが避難しており、5000人が避難所に身を寄せた。

 この山火事で4万6500ヘクタール以上が焼け、住宅や事業所など2000棟以上が焼け落ちた。

 カリフォルニア州森林保護・防火局(Cal Fire)によると10日現在、17か所で大規模な山火事が続いているという。
【翻訳編集】AFPBB News