オーストラリア、激戦制し大陸間プレーオフへ サッカー・ロシアW杯

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■オーストラリア対シリア第1戦

 日本が出場を決めたロシアワールドカップのアジア予選で、プレーオフに回ったチームがある。オーストラリアとシリアだ。プレーオフを勝ち抜いたチームが、北中米カリブ海4位のチームと対戦する大陸間プレーオフへの出場資格を与えられ、そこで勝てばワールドカップ出場が決定する。プレーオフはホーム&アウェー方式で行われるが、シリアのホームゲームは国内情勢によりマレーシアでの開催へと変更された。

 第1戦はマレーシアで行われた。試合は0-0で進み、そのまま後半に突入かと思われた前半40分、オーストラリアのロビー・クルーズがペナルティエリアにドリブルで斬り込みそのままシュート。ボールはゴール左隅に吸い込まれ先制点を奪った。後半は一進一退の攻防を見せるもお互い決定機を欠きオーストラリアの勝利が目前となった40分過ぎ、シリアのオマール・アル・スーマーがペナルティエリア内で倒されPKを獲得。そのまま自身が蹴り同点に追いついた。

 試合は1-1で終わり勝負の行方は第2戦に委ねられた。オーストラリアはPK判定を下した主審に抗議をするという後味の悪い結果となってしまった。

■オーストラリア対シリア第2戦

 第2戦は立ち上がりから激しく互いの気持ち出た戦いとなった。試合はいきなり動く。前半6分にシリアのオマール・アル・スーマーが先制ゴールを叩き出すと、オーストラリアも負けじと、13分にティム・ケーヒルがアーリークロスに見事にヘディングで合わせすぐさま同点に追いつく。

 その後試合は延長戦に突入するが、イエローカードが8枚、レッドカード1枚が飛びかう荒れた試合展開となった。延長前半4分にシリアのマハムード・アルマワスが2枚目のイエローカードを出され退場。数的優位に立ったオーストラリアのペースで試合が動いた。

 そして延長後半4分、またもティム・ケーヒルが味方のクロスにヘディングで合わせ勝ち越しゴールを決めた。これが決勝点となりオーストラリアが大陸間プレーオフへとコマを進めることとなった。

■大陸間プレーオフ

 オーストラリアは11月6日および14日に北中米カリブ海の4位となるチームと大陸間プレーオフを行うことになった。初戦は北中米カリブ海チームのホームで、2試合目がオーストラリアのホームとなる。現時点での北中米カリブ海4位のチームはパナマだが、混戦となっており、アメリカ、パナマ、ホンジュラスのいずれかのチームとの対戦となる。

 ちなみに北中米カリブ海の1位、2位はそれぞれメキシコ、コスタリカで決定している。