プレッシャーがかかるなか、格下ジブラルタルを相手にしっかり3ポイントを上積みしたギリシャ。「2位ランキング」の6位タイに浮上し、代わって最下位に落ちたのは……。(C)REUTERS/AFLO

写真拡大

 10月10日、ロシア・ワールドカップ欧州予選のグループリーグは全日程が終了。オランダの敗退が決まり、イタリア、クロアチア、そして10戦中9勝を挙げたスイスといった強豪がプレーオフに回る一方で、人口33万のアイスランドが初出場を決めるなど、やや波乱の幕切れとなった。

 そんななか、最後まで注目を集めたのが「ワースト2位」を巡る争いだ。例年であれば9グループの各2位のうち、「ベスト2位」がストレートイン、他の2位8チームがプレーオフに回るレギュレーションだが、今大会の開催国はロシア。通常より出場枠がひとつ少ないため、「ワースト2位」が敗退の憂き目を見るのだ。なお、今予選の組分け抽選の経緯により、最下位チームとの対戦成績は除外される。
 
 最終日を前に、候補はほぼ2チームに絞られていた。9日の月曜日、グループFの最終節で2位だったスコットランドが敵地でスロベニアと引き分けてしまい、代わって躍り出たのがスロバキア。土壇場でひっくり返し、勝点は18(実質12)で同じながら、得失点差でかわして2位の座を射止めた。
 
 しかし……それでも現実は厳しかった。翌10日にグループHのギリシャが格下ジブラルタルに4-0で圧勝。勝点を19(実質13)に伸ばし、スロバキアを抜き去ったのだ。
 
 なんとか2位に食い込みながら、予選敗退となってしまったスロバキア。わずか1ポイントの差で涙を呑んだ。
 
 9つの2位チームの勝点と最終順位は以下の通り。
 
1位:スイス 勝点21・得失点差12・総得点18
2位:イタリア 勝点17・得失点差4・総得点12
3位:デンマーク 勝点14・得失点差7・総得点13
4位:クロアチア 勝点14・得失点差4・総得点8
5位:スウェーデン 勝点13・得失点差9・総得点18
6位:北アイルランド 勝点13・得失点差4・総得点10
7位:ギリシャ 勝点13・得失点差4・総得点9
8位:アイルランド 勝点13・得失点差2・総得点7
9位:スロバキア 勝点12・得失点差5・総得点11

 プレーオフは第1レグが11月9〜11日、第2レグが11月12〜14日に開催され、組分け抽選は10月17日に実施される。なお、強豪同士の潰し合いを避けるため、FIFAランキング(10月16日発表分)の上位4チーム同士は対決しない決まりとなっている。