ハリルホジッチ監督は会見後、サポーターに陳謝した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

写真拡大

[キリンチャレンジカップ2017]日本 3-3 ハイチ/10月10日/日産スタジアム
 
 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はハイチ戦後の記者会見で、「私が率いてきた日本代表の中でもっとも酷い試合。正直に言って、まだすべてを理解できてない」と肩を落とした。
 
 そして「すべての責任は監督である私にある。私を批判してください」と語った指揮官は、さらにサポーターに陳謝した。
 
 このハイチ戦は前売り券が売れ残り、当日券の販売が決定。前日も指揮官は会見で、選手たちはSNSで「スタジアムに来てください」と呼びかけた。結果、満員とはいかないまでも47,420人の観衆が集まり、いつものように大声援を送るサポーターも少なくなかった。
 
 しかし、結果は3-3のドローで終えるのが精いっぱいの内容。国際経験の少ない選手を数多く起用したとはいえ、相手のレベルを考えれば受け入れられる結果ではない。
 
「私は昨日ここ(記者会見室)で、サポーターのみなさんにスタジアムに来てくださいと呼びかけた。そして実際、多くのファンの方が訪れて、素晴らしい雰囲気を作ってくれた。にもかかわらず、こんな酷い試合をお見せしてしまった。私の責任です。本当に謝罪したい。心の底から謝りたい。駆け引きなどなしに、本当に申し訳ないと思っている」
 
取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
 
【PHOTO】日本×ハイチ戦の美女サポーターたち❤