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●本体と同梱品をチェック

10月5日に発表、6日に発売したGoogleのスマートスピーカー「Google Home」。小型の「Google Home Mini」も出ているが、本稿では「Google Home」のセットアップの様子を写真で紹介していこう。セットアップ終了後、すでに対応スマートフォンなどでお馴染みとなっているGoogleの音声認識AIアシスタント「Google アシスタント」に、Siriやコルタナ、りんな、Alexaについて聞いてみたので、その結果が気になる方は先に最終ページをどうぞ。

●セットアップの流れ

Google Homeの設定はiOS/Android向けアプリから行う。Google Homeの公式サイトによると、設定は「電源ケーブルをGoogle Homeに差し込む」「電源アダプターをコンセントに差し込む」「スマートフォンやタブレットでGoogle Homeアプリをダウンロードして実行する」の3ステップ。本当にそれで設定できるのかとも思うが、実際アプリをタップしていくだけで完了した。無線LANの設定も、スマートフォンの無線LAN設定を自動で引き継ぐ仕組みになっており、基本的には設定のナビゲートをタップしていくだけで完了する(SSIDを公開していない場合は手入力する必要がある)。

○「今日はどんな日?」キーフレーズで自動操作も

Google Homeと連携するコンテンツの詳細は、右上をタップして表示されるメニューから「その他」を選んで設定できる(下記、左の画面)。「その他」の設定ではアカウントの設定、呼び方の設定、自宅情報の設定、支払情報の設定(2017年10月10日時点では日本で使えない)、他のGoogle アシスタント端末との共有設定、「音楽」や「ニュース」など各種コンテンツの設定などが行える。Google Homeをカスタマイズする上で最も使うメニューになるだろう。

面白いのは、その中の「ショートカット」と「今日はどんな日」という項目。「ショートカット」は、例えば「カラオケの練習」と呼びかけると自動でJ-POPが再生されるなど、あらかじめ設定した言葉に応じて、自動で特定の操作を行う。また、「今日はどんな日」と声をかけると、天気や交通状況といった情報を返すようになっている。

●Google Homeに聞いてみた

Google アシスタントはGoogleの自然言語処理・機械学習を組み合わせた対話型のAIアシスタント。対応Androidスマートフォンではすでに利用でき、音声操作が可能なほか、テキストでの対話も行える。Google Homeのセットアップ後、せっかくなので、Siriやコルタナ、りんな、Alexaなど、他の対話型AIアシスタントについて、Google Home(Google アシスタント)に尋ねてみた。

数日間使ってみたが、音声の認識能力は高く、英語っぽくない「おーけー、ぐーぐる」の呼びかけにも難なく反応。また、同じ部屋で呼びかけると小声でもほぼ認識する。反応はかなりスムーズで待たされたと感じることは少なく、スマートフォンのGoogle アシスタント(テキスト版)と近い感覚で使える印象だ。

「疲れた」や「恋人はいる?」といった質問にも、「早く休んでください」「あなたのお役に立ちたいと思っています」と答え、「ビートルズの代表曲は」「ラリー・ペイジは今何歳ですか」という変化球にも「『ヘイ・ジュード』や『Don't Let Me Down』などです」「ラリー・ペイジは44歳です」とそつなく対応する。

一方で、スマートフォン上で履歴を確認すると音声自体は問題なく認識されているものの、Google Homeでは「すみません、お役に立てそうにありません」(=回答なし)と返されるケースも多々発生した。スマートフォン上のGoogle アシスタント(テキスト版)で、質問に対し検索結果が表示されるような場合には、Google Homeでも答えることができないようだ。

話しかける際には「OK、Google」「ねえ、Google」と言う必要があるが、近くにいるときには天面の長押しでも、呼びかけたときと同じ、音声コマンド待ち状態になる。天板はタッチ操作に対応し、タップすると再生しているコンテンツを停止できるほか、天板上で弧を描くことで音量調節も行える。待機時の消費電力は実測で2W。待機中(電源オン中)は熱いというほどではないが、Gロゴの上付近が温かい。

保守用のUSBポートが用意されているところを見ると、機能アップデートが適宜提供されるのでは、という気もする。現時点でひとつ期待したいのは、一度話しかけると基本的に会話が終わってしまうため、続けて尋ねたいときにも「OK、Google」「ねえ、Google」を再び言う手間が改善されると嬉しい。近くにいるときには天板を触ることで対応できるが、何度も尋ねたいときには若干面倒だ。回答後数秒間は"待ち"状態にするモードが選べたり、「明日の天気は?」の回答に続いて「週末の天気も伝えますか?」と言うなど、関連性が高い質問を逆提案するなどの機能拡充を希望したい。

今後はスピーカーの形を取らず、Google Budsのようにより小型化したGoogle アシスタント対応端末も増えていくだろう。Google Homeの国内発売とそれによるフィードバックで、Google Homeがさらに便利に進化することに期待したい。