アゼルバイジャン戦では5-1と快勝をおさめ、今回のワールドカップ予選では10連勝で締めくくることに成功したドイツ代表。この日にゴールを守ったのは、レヴァークーゼンのベルント・レノだったのだが、kickerとのインタビューに応じた同選手はこの試合、コンフェデ杯、そしてワールドカップへの展望について語っている。

kicker: アゼルバイジャン戦について

Leno: 前半はいくつか不運なところもあったし、失点の場面もすこし残念なところもあった。あの距離からだと、少し対処にむずかしいところがあるんだけれどもね。

kicker: 出だしは苦しんだものの快勝。しかしGKとして失点は悔しい

Leno: そうだね。他のチームメイトもそうだろうけど、無失点に抑えたかった。今回のチームは新しいメンバー構成だったし、最初に苦しむのは当然のことだったんだけどね。ピッチコンディションも難しく、とてもスリッピーだったよ。ズーレの負傷もそれに影響したところがあった。そして失点の場面でもムスタフィが負傷してしまったしね。ただ僕自身がもっとうまく対処できたものではあるとは思う。ピッチコンディションの影響はあったとはいえ、うまくボールをけれなかったし。それでもいいわけにしてはいけないけどね。通常ならああいうことは許されるものではないんだ。

kicker: ここまでテル=シュテーゲンが9月に2試合、今回の北アイルランド戦でプレー。トラップは出場機会はなし。すでにGKの序列は決まっている?

Leno: もちろんドイツ代表監督とGKコーチが僕に信頼を与えてくれたことは嬉しい。ワールドカップ予選でプレーできたことはとてもよかったよ。

kicker: コンフェデ杯のオーストラリア戦での2失点では辛い立場にも置かれた。ワールドカップ出場のチャンスは?

Leno: コンフェデ杯は自分にとっては少しつらい経験となってしまった。優勝は果たしたけど、自分のプレーという点では辛い試合を経験してしまったね。でも監督からは評価してもらっていると思う。


kicker: ヘアリヒ監督体制でのここまでの戦いを振り返って

Leno: もちろん勝ちてNは必要だし、徐々にいい流れには入ってきていると思う。特にアウェイ戦で勝利することがとても重要だ。監督は明らかに正しい道に導いてくれていると思うよ。チームがサッカーをしているところが誰にも明らかだと思う。ここ3年はそうではなかった。もっとメンタル面やロングボールを重要にしていたね。チームにはまだ時間は必要だったよ。プレーカルチャーについては、すでにいい流れが見て取れていると思う。