ファーウェイ、過去に3億円分のスマホを廃棄

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華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は、SIMフリースマートフォン「honor 9」を10月12日に発売すると発表した。また、その発表会において、同社が過去に3億円分に相当するスマートフォン端末を品質保証のために廃棄していたことを明らかにした。

この話は、発表会の冒頭に登壇したファーウェイの日本・韓国地域担当バイス・プレジデントである呉波氏が、製品の品質に対する同社の姿勢を象徴するエピソードとして紹介したもの。

呉波氏によると2015年、同社で製造した「honor 6」を輸送中、その輸送トラックのタイヤがトラブルで出火する事故が起きたのだという。積荷のスマートフォンをチェックした結果、歩留まり率(販売できない不良状態の割合)は全体のわずか1.4%程度だったそうだが、同社では製品の品質を確実に保証するため、最終的に全て破棄することにしたそうだ。その際に廃棄した「honor 6」は17,307台にのぼり、総額は約3億円に相当した。

「(ほとんどの端末は)品質に問題なく正常に使用できる状態にあったが、ユーザー体験を保証するために全量破棄を決めた。我々はこれまで、製品の品質に対して誠心誠意、妥協なく厳しく管理してきた」(呉波氏)。

新たに発売する「honor 9」は、15層のレイヤーとガラスパネルが角度によって様々な色合いを見せる鏡面仕上げの背面パネルを採用。高品質なデザインで、今年6月に発売したハイエンドモデル「Huawei P10」と同等のスペックを備えながら、価格を抑えている。CPUにはオクタコアプロセッサ「Kirin 960」を採用。5.15インチのフルHD、1200万画素のカラーセンサーと2000万画素のモノクロセンサーを組み合わせたダブルレンズカメラ、800万画素画素の自撮りカメラなどを備えている。市場想定価格は5万3800円(税別)。