“国旗達人”、自費で掲揚式典  約千人が参加/台湾

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(桃園 10日 中央社)“国旗達人”と呼ばれる張老旺さんは国慶節の10日、桃園市内で国旗掲揚式典を自費で開催した。張さんが掲揚式典を主催するのは23年目。近隣の県市から1000人近くが参加し、国歌を力強く斉唱した。

張さんは同市内で「国旗屋」と名付けられた飲食店を営む。店は外から中まで無数の国旗で覆われ、観光名所にもなっている。

この日午前中には、馬英九前総統が同店を初めて訪れ、朝食をとった。馬氏は、行動で張さんをたたえたかったとし、国旗に対する愛を伝承していってもらえればと語った。また近年、脱中華民国化の兆候が確かに見られると言及し、これに意味はなく、反感を招くだけだと非難した。

式典に参加した女性は、1000人近い参加者が国歌を斉唱するのを目にして胸が熱くなったと語り、来年もまた来たいと笑顔を見せた。

張さんによれば、昨年は台風襲来によって多くの国旗が吹き飛んだ。だが、知らせを聞いた人々から無数の国旗が届けられ、中には5、60年の歴史がある国旗も寄付されたという。

(呉睿騏/編集:名切千絵)