バイエルンの指揮官に就任したハインケス photo/Getty Images

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序盤戦であっさりとカルロ・アンチェロッティに見切りをつけたバイエルンは、シーズン終了までユップ・ハインケスに指揮を任せることとなった。ハインケスといえば2012-13シーズンにクラブを3冠に導いた名将であり、サポーターも期待していることだろう。

何より期待されるのはハインケスが指導した選手たちの復活だ。英『Daily Mail』は今回ハインケス就任によって期待される効果を特集しているが、アンチェロッティの下で100%のパフォーマンスを発揮できていなかったFWトーマス・ミュラーの復活を願っている。アンチェロッティ政権下ではミュラーの起用法が定まらず、ベンチスタートとなる機会も多かった。ハインケスにはもう1度ミュラーを良いフォームに持っていくことが期待される。また今季序盤戦で何かと荒れていたアリエン・ロッベンやフランク・リベリなどかつての教え子たちのメンタル面をケアすることも求められる。

ハインケスが3冠を達成してからのバイエルンは、ジョゼップ・グアルディオラに指揮を任せて黄金期を築きあげようとした。しかし国内リーグは支配できてもチャンピオンズリーグ制覇には届かず、望んでいたような黄金期は実現しなかった。同メディアは「ハインケスは前回バイエルンの指揮官を務めた際にチームを世界トップ3に入るチームにしてみせた。そのステータスは今失われようとしており、ハインケスの仕事はもう1度世界トップ3にすることだ」と伝えており、ハインケスが再び強いバイエルンにしてくれるのではと期待している。

グアルディオラ、アンチェロッティも名将だが、やはり2012-13シーズンのバイエルンには敵わなかった。当時から主力選手も年齢を重ね、フィリップ・ラームなど引退している選手もいる。それでもハインケスにはもう1度世界トップクラスのチームになるための土台作りをすることが求められており、クラブの期待は相変わらず大きいはずだ。