チェルシーのコンテ監督、ロシアW杯でイタリア代表監督に復帰?

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 イタリアサッカー連盟(FIGC)は2018 FIFAワールドカップ ロシアにおいてチェルシーのアントニオ・コンテ監督をイタリア代表監督として迎え入れようとしている模様だ。イギリス紙『サン』が9日付で報じている。

 コンテ監督はユーロ2016でイタリア代表を率いた後、チェルシーの監督に就任。昨シーズンは、就任1年目で見事クラブをプレミアリーグ制覇に導いた。

 イタリア代表は2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選グループGにおいて、スペインに次ぐグループ2位で予選を終え、プレーオフ進出が決定した。しかし、イタリアサッカー連盟はジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督率いる現在の代表チームに不満を持っており、実績十分なコンテ監督に白羽の矢が立っている。しかし、コンテ監督は2019年までチェルシーとの契約を残しており、連盟は契約解除のためのロビー活動を開始する可能性があるようだ。

 チェルシーはこれまでプレミアリーグ7試合を終え、4勝1分2敗で4位につけており、好調を維持している。チェルシーサポーターからの信頼も厚いだけに、“名将”の今後の動きが注目される。