スペイン、10戦無敗でW杯欧州予選終了…敵地でイスラエルに完封勝利

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 2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第10節(最終節)が9日に行われ、イスラエル代表とスペイン代表が対戦した。

 欧州予選9試合を終えて8勝1分け、勝ち点「25」のスペイン。前節の勝利ですでにW杯出場を決め、無敗でのフィニッシュを目指してアウェイゲームに臨んだ。先発メンバーにはGKペペ・レイナやセルヒオ・ラモス、ペドロ、マルコ・アセンシオらが名を連ねている。

 スペインは立ち上がりから攻勢をかけ、開始3分にはアセンシオが強烈な左足ミドルシュートでゴールを脅かす。33分にはS・ラモスがペナルティーエリア手前からロングシュートを枠に飛ばしたが、相手GKの好守に阻まれた。前半はスコアレスで終了した。

 後半開始時から、スペインはS・ラモスに代えてイアゴ・アスパスを投入。66分にはイスコを送り出して打開を図る。そして76分、左CKのこぼれ球に反応したアシエル・イジャラメンディがバウンドにうまく合わせて右足シュートを放つと、鮮やかな軌道を描いた一撃がゴール右隅へ突き刺さった。

 試合は1−0で終了。イジャラメンディの決勝ゴールでスペインが競り勝ち、欧州予選を9勝1分けと無敗で終えた。

【スコア】
イスラエル代表 0−1 スペイン代表

【得点者】
0−1 76分 アシエル・イジャラメンディ(スペイン代表)