ウェールズを下したアイルランドは歓喜【写真:Getty Images】

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 現地時間9日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選最終節で、ウェールズはアイルランドに敗れた。ホームで4年ぶりの黒星が、60年ぶりのW杯出場を阻んでいる。

 ウェールズ代表が最後にW杯に出場したのは1958年だ。それでも、近年はレアル・マドリーのFWガレス・ベイルやアーセナルのFWアーロン・ラムジーといったスター選手が登場。EURO2016で久々の主要大会出場を果たすと、ベスト8まで進んでいる。

 W杯予選でもウェールズ代表は安定感を見せた。ホームでは2013年9月を最後に負けがなく、先月発表されたFIFAランキングは13位。イングランド(15位)を上回っていた。

 だが、9日の試合ではボールを支配するものの、ベイルを負傷で欠く攻撃は「創造性を欠いた」と指揮官が話すとおり決定打が足りず、0-1で敗北。引き分けでも2位になれる状況だったが、約4年ぶりのホームでの黒星が最悪のタイミングできてしまい、3位に転落している。

 クリス・コールマン監督は試合後、「国全体の失望だ」と嘆いた。同指揮官の契約は来年のW杯までとなっていたが、「将来のことは分からない。今はそのことは考えられない。打ちのめされている選手たちとスタッフのことが頭にあるからだ」と話している。

 ウェールズの中心選手であるベイルは現在28歳。ロシアW杯決勝の翌日に29歳になる。若い世代も成長しているはずだが、やはりベイルの状態が良いうちがW杯出場のチャンスだったという考え方もある。指揮官の去就含め、ウェールズ代表のリスタートに注目だ。

text by 編集部