9日、環球網は、神戸製鋼所が日本の国産旅客機MRJなどに供給していたアルミニウム合金や銅製品のデータを改ざんしていたことについて「信じられない」との見出しを付けて報じた。資料写真。

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2017年10月9日、環球網は、神戸製鋼所が日本の国産旅客機MRJなどに供給していたアルミニウム合金や銅製品のデータを改ざんしていたことについて、「信じられない」との見出しを付けて報じた。

記事は、強度や耐久性のデータを改ざんした製品がMRJを開発した三菱重工やトヨタ自動車など200社の企業で採用されていたことを紹介。同社は8日にデータ改ざんがあったことを認め、梅原尚人副社長が記者会見で謝罪するとともに、「10年前から改ざんが日常的に、組織的に行われていたとみられる」と明かした。一方、三菱重工は「MRJの開発には影響しない」とコメントしている。

新華網も9日、「日本で3番目の鉄鋼メーカーである神戸製鋼所が、一部製品の技術データを改ざんして質の劣る製品を顧客に供給していたことを明らかにした」と報道。三菱重工のMRJ、トヨタ、マツダ、スバルの自動車製品のほか、JR東海が運行する新幹線でも問題の製品が使われていたと報じた。

また、神戸製鋼グループでは昨年にも鋼線を生産する子会社が9年間ステンレス鋼線の強度を偽装し続け、JIS規格外の製品を合格品として販売していたことにも言及。アナリストは「神戸製鋼所のスキャンダルは、長きにわたり高品質で定評のあった日本の製造業の信頼に甚大なダメージを与える可能性がある」と指摘しているという。(翻訳・編集/川尻)