W杯敗退が決定したウェールズ、指揮官は去就について明言せず「落ち着くまで…」

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 2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第10節が9日に行われ、グループDでウェールズ代表とアイルランド代表が対戦した。

 試合は57分、右サイドからのクロスを中央でフリーになっていたアイルランド代表のジェームズ・マクレーンが右足ダイレクトシュートを突き刺し、それが決勝点に。試合は1−0で終了し、ウェールズ代表はグループ3位に転落。1958年以来60年ぶり2度目のW杯出場の夢は叶わず、グループステージ敗退が決定した。

 ウェールズ代表の指揮官であるクリス・コールマン監督が試合を振り返ってコメントを残した。

「今私が考えることができるのは、ドレッシングルームの選手たちの顔と失望だ。彼らは悲しみに沈んでいるだろう。しかし、彼らはよくやってくれた。それが私がいま考えることができるすべてだ。私の去就について興味があるのだろが、今はそれについて考えるつもりはないよ。落ち着くまで時間を取りたい。ちゃんと腰を据えて話ができるようになったら、それから今後について話し合うよ」

 グループ2位に浮上したアイルランド代表はプレーオフに進出。プレーオフの組み合わせ抽選会は、10月17日に実施され、第1戦は11月9日に行われる予定だ。