ピルロ、恩師アンチェロッティの解任劇に疑問「こんなに早く…」

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 メジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCに所属する元イタリア代表MFアンドレア・ピルロは、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ前監督をめぐる一連の解任劇について、いまだに納得できていないようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューを引用し、9日付のドイツメディア『スポーツビルト』が伝えている。

 ピルロはかつて、アンチェロッティ監督の下で2001−02シーズンから8年間に渡ってプレーした経験を持っている。2度のチャンピオンズリーグ制覇を果たすなど、指揮官とともにミランの黄金時代を築いた。

 それだけに、バイエルンがアンチェロッティ氏を解任したというニュースには、ピルロにも思うところがあったようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで同氏の解任について尋ねられたピルロは、「彼は、ロッカールームでの雰囲気作りの名人だった。それなのに、選手たちは監督の首を取ろうとした。今回の件についてはそのような形に見えるね」と語り、解任に至った原因はバイエルンの選手たちにもあるという考えを明かした。

 さらにピルロは「指揮官がこんなにも早く切り捨てられるなんて奇妙だ。いろいろなことが裏に隠されているように感じる」とも付け加え、同氏を解任したバイエルン首脳部の判断に疑問を呈している。

 本来はトップ下の選手だったピルロを中盤の底のアンカー役で起用し、ブレイクのきっかけを与えてくれたのがアンチェロッティ氏だった。同氏はピルロにとって恩師とも言える存在だけに、今回の件には黙っていられなかったのかもれない。

(記事/Footmedia)