60年ぶりのW杯出場を逃したウェールズ、憔悴のコールマン「本当に残念な結果」

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▽ウェールズ代表を率いるクリス・コールマン監督が、60年ぶりとなるワールドカップ(W杯)出場を逃し、落胆している。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

▽ウェールズは昨年行われたユーロ2016に初出場してベスト4まで勝ち進み、60年ぶりとなるW杯出場にも期待がかかった。そんな中、9日に行われたロシアW杯欧州予選グループD最終節でアイルランドと対戦。本大会ストレートインの可能性も残していたが、57分に痛恨の失点。引き分けでもプレーオフ出場が決まるウェールズだったが、あと一点が遠く敗戦となり、グループ3位に後退してW杯出場を逃した。

▽試合後、インタビューに応じたコールマン監督は失望を露にした。指揮官としての最後の試合になる可能性について質問されたコールマン監督は次のようにコメントしている。

「今の私が考えているのは、ドレッシングルームでの選手たちの失望した顔だ。誰もがこの結果に失望している。本当に残念だ。ただ、選手たちのこれまでの戦いぶりは誇りに思っている。今の私が考えられることはこれが精一杯だ」

「自分の状況に関する質問だったかな? それについては考えられない。一度落ち着くまで時間を設けて、そこから考えよう」