ケニアで撮影されたカバ(資料写真、2012年5月3日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ナミビア北東部のブワブワータ国立公園(Bwabwata National Park)で、100頭以上のカバが死んでいるのが見つかった。ポハンバ・シフェタ(Pohamba Shifeta)環境相が9日、明らかにした。死因は炭疽(たんそ)だった可能性があるという。

 同国立公園で撮影された画像には、あおむけに倒れたり、よどんだ水から頭だけ出したりしているカバの死骸が多数写されている。

 シフェタ環境相はAFP記者に対し、「ここ1週間で100頭以上のカバが死んだ。死因は不明だが、炭疽の可能性を示す兆候がみられる」と説明。死骸がワニに食べられた可能性もあり、死んだカバの数はさらに多いかもしれないと述べた。

 炭疽は炭疽菌への感染により発症する病気で、アフリカのサバンナ地帯など乾燥した地域で主に発生し、猟獣や家畜、時には人も死に至らしめることがある。

 ナミビア政府当局の推定によると、同国内に生息するカバの数は、今回の大量死発生以前でおよそ1300頭だった。
【翻訳編集】AFPBB News