9日、中国メディアの環球網は台湾メディアの報道を引用し、台湾の学者が総統府の新築を主張したと伝えた。写真は総督府。

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2017年10月9日、中国メディアの環球網は台湾メディアの報道を引用し、台湾の学者が総統府を別途新築することを主張したと伝えた。

記事は、台湾の頼清徳(ライ・チンダー)行政院長が「遷都」を提案したことや、国民党の顔寛恒(イエン・クワンヘン)立法委員が中南部へ首都機能を移すべきとの考えを示したことを紹介。政治大学の陳芳明(チェン・ファンミン)教授もフェイスブック上でこの考えに同意し、総統府は日本統治時代時代の総督府であり、植民地支配の象徴だとつづった。

陳教授は、「遷都」案はこれまでも提案されたことがあり、馬英九(マー・インジウ)元総統も、総統府を関渡へ移転すると述べていたものの、結局自然消滅してしまい、台湾の南北は長期にわたって不均衡な状態が続いていると指摘した。

陳教授は、「台北は1日にして成ったのではなく、偏った政策、経済、文化的資源によるのであり、長期にわたってこれらが台北に集中してきた。台北にはMRTや街灯が整備されているが、田舎には街灯すらない」と語った。

現在の総統府を移転することは、陳教授の夢なのだという。総統府は日本統治時代の総督府であり、植民地支配の象徴だからで、台湾は植民地の歴史という悪夢の中でずっと生きるべきではないと主張。韓国人はとっくの昔に朝鮮総督府を破壊して自分たちの総統府を建設したと指摘した。(翻訳・編集/山中)