韓国観光公社が発表した統計で、韓国の国際観光収支が過去最高の赤字額を記録した。写真は釜山。

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2017年10月8日、海外網によると、韓国観光公社が発表した統計で、韓国の国際観光収支が過去最高の赤字額を記録した。

韓国・聯合ニュースによると、同公社が同日発表した今年1〜8月の訪韓外国人数は前年同期比22.8%減の延べ886万4182人だった一方、出国した韓国人の数は同17.7%増となる延べ1739万5510人で、その差が2倍近くに開いたことが判明。これに伴い、今年1〜5月における韓国の国際観光収支の赤字額は同239.3%増の50億6780万米ドル(約5706億円)にまで膨らみ、過去最高を記録した。

過去最高の国際観光赤字額を記録した主な原因は、高高度防衛ミサイル(THAAD)問題による中国人観光客の激減だという。今年1〜8月に韓国を訪れた中国人観光客は延べ287万3566人で同48.8%の大幅減となった。特に3〜8月では62.2%も減少している。

減少したのは中国人観光客ばかりではない。記事は「韓国観光公社が8月22日に発表したデータでは、北朝鮮情勢の影響で日本人観光客も4カ月連続で減少し、7月単月では前年同期比8.4%減となる17万634人だった」と伝えた。

同公社は、今後もTHAADや北朝鮮問題の影響が続けば、今年の年間訪韓外国人数は昨年より27.2%減少する見込みだとしている。(翻訳・編集/川尻)